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「第76回毎日映画コンクール」ノミネート発表 主演賞候補に佐藤健、有村架純ら

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(左から)佐藤健、有村架純
(左から)佐藤健、有村架純 クランクイン!

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 第76回毎日映画コンクールの各賞ノミネート作品、ノミネート者が発表され、男優主演賞では『護られなかった者たちへ』の佐藤健、女優主演賞では『花束みたいな恋をした』の有村架純らがノミネート。そして、カンヌ4冠で、第94回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表に選出された濱口竜介監督作品『ドライブ・マイ・カー』が最多10ノミネートを獲得した。

【写真】男優主演賞候補となった「佐藤健」フォトギャラリー

 毎日映画コンクールは1946年、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された映画賞。

 男優主演賞には、佐藤のほか『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊、『草の響き』の東出昌大、『空白』の古田新太、『BLUE/ブルー』の松山ケンイチ、『すばらしき世界』の役所広司が、女優主演賞には、有村のほか、『茜色に焼かれる』の尾野真千子、『梅切らぬバカ』の加賀まりこ、『あのこは貴族』の門脇麦、『由宇子の天秤』の瀧内公美がそれぞれノミネートされた。

 ノミネート数では、最多10ノミネートの『ドライブ・マイ・カー』のほか、西川美和監督と名優・役所広司が念願のタッグを組んで実在の男をモデルに人間と社会の今をえぐる問題作『すばらしき世界』が8ノミネート。吉田恵輔監督が現代の罪と偽り、そして赦しを映し出した古田新太主演のヒューマンサスペンス『空白』が7ノミネートを獲得した。発表は2021年1月下旬。表彰式は2月15日に都内で行われる。

 第76回毎日映画コンクールの各賞ノミネート作品、ノミネート者は以下の通り。

【作品部門】
■日本映画大賞・日本映画優秀賞
『茜色に焼かれる』
『空白』
『すばらしき世界』
『ドライブ・マイ・カー』
『由宇子の天秤』

■外国映画ベストワン賞
『ONODA 一万夜を越えて』
『春江水暖~しゅんこうすいだん』
『ノマドランド』
『ファーザー』
『プロミシング・ヤング・ウーマン』

【俳優部門】
■男優主演賞
佐藤健『護られなかった者たちへ』
西島秀俊『ドライブ・マイ・カー』
東出昌大『草の響き』
古田新太『空白』
松山ケンイチ『BLUE/ブルー』
役所広司『すばらしき世界』

■女優主演賞
有村架純『花束みたいな恋をした』
尾野真千子『茜色に焼かれる』
加賀まりこ『梅切らぬバカ』
門脇麦『あのこは貴族』
瀧内公美『由宇子の天秤』

■男優助演賞
岡田将生『ドライブ・マイ・カー』
鈴木亮平『孤狼の血 LEVEL2』
仲野太賀『すばらしき世界』
光石研『由宇子の天秤』
村上虹郎『孤狼の血 LEVEL2』

■女優助演賞
清原果耶『護られなかった者たちへ』
寺島しのぶ『空白』
倍賞美津子『護られなかった者たちへ』
三浦透子『ドライブ・マイ・カー』
水原希子『あのこは貴族』

■スポニチグランプリ新人賞(男性)
青木柚『うみべの女の子』
金子大地『サマーフィルムにのって』
Fukase『キャラクター』
松村北斗『ライアー×ライアー』
和田庵『茜色に焼かれる』

■スポニチグランプリ新人賞(女性)
伊藤万理華『サマーフィルムにのって』
片山友希『茜色に焼かれる』
河合優実『由宇子の天秤』
駒井蓮『いとみち』
古川琴音『偶然と想像』

【スタッフ部門】
■監督賞
石井裕也『茜色に焼かれる』
瀬々敬久『護られなかった者たちへ』
西川美和『すばらしき世界』
濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』
横浜聡子『いとみち』
吉田恵輔『空白』

■脚本賞
坂元裕二『花束みたいな恋をした』
西川美和『すばらしき世界』
濱口竜介『偶然と想像』
濱口竜介、大江崇允『ドライブ・マイ・カー』
春本雄二郎『由宇子の天秤』
吉田恵輔『空白』

■撮影賞
笠松則通『すばらしき世界』
鎌苅洋一『花束みたいな恋をした』
四宮秀俊『ドライブ・マイ・カー』
鍋島淳裕『護られなかった者たちへ』
柳島克己『いとみち』

■美術賞
今村力『孤狼の血 LEVEL2』
徐賢先『ドライブ・マイ・カー』
杉本亮『花束みたいな恋をした』
原田哲男『燃えよ剣』
三ツ松けいこ『すばらしき世界』

■音楽賞
石橋英子『ドライブ・マイ・カー』
大友良英『花束みたいな恋をした』
世武裕子『空白』
林正樹『すばらしき世界』
渡邊琢磨『いとみち』

■録音賞
伊豆田廉明『ドライブ・マイ・カー』
岩丸恒『いとみち』
浦田和治『孤狼の血 LEVEL2』
高田伸也『護られなかった者たちへ』
田中博信『空白』

【アニメーション部門】
■アニメーション映画賞・大藤信郎賞
『アイの歌声を聴かせて』
『I’m Late』
『飯縄縁日』
『幾多の北』
『映画大好きポンポさん』
『おやすみ』
『ガラッパどんと暮らす村』
『漁港の肉子ちゃん』
『JUNK HEAD』
『軟膏母さん』
『Parallax』
『久々』
『不安な体』
『プックラポッタと森の時間』
『Blink in the Desert』
『平凡な奇跡』
『BOX』
『骨嚙み』
『岬のマヨイガ』
『竜とそばかすの姫』

【ドキュメンタリー部門】
■ドキュメンタリー映画賞
『いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム』
『たゆたえども沈まず』
『ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。』
『標的』
『水俣曼荼羅』
(50音順)

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