クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

『ドント・ルック・アップ』監督が明かす ディカプリオらアカデミー賞俳優が見せたプロ意識

映画

 レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスがダブル主演を務めるNetflix映画『ドント・ルック・アップ』について、監督のアダム・マッケイが撮影当時の様子を振り返った。

【写真】ディカプリオが落ちこぼれ天文学者に 『ドント・ルック・アップ』場面写真

 本作は、彗星衝突という地球の危機を発見した天文学者と教え子が、世界の人々にその事実を何とかして伝えようと奔走するさまをユーモア満載で描くエンターテイメント作品。主演のディカプリオとローレンスのほか、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデ、ジョナ・ヒル、マーク・ライランスといった高い知名度と実力を兼ね備えたキャスト陣が集結し、個性豊かな面々を演じる。

 監督を務めるのは、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2016)でアカデミー賞脚色賞を受賞したアダム・マッケイ。名実ともにトップクラスの俳優陣が集結した本作についてマッケイ監督は「この映画の素晴らしいところは、スペシャルなコラボレーションが実現したことです」と胸を張る。

 ディカプリオとローレンスは、それぞれ天文学専攻の教授と大学院生を演じるにあたり、惑星科学者エイミー・メインザー博士と何度も話し合いを重ねて天文学の本質への理解を深めた。ディカプリオはメインザー博士の助けで天文学について明確に述べることができるまでになったといい、ローレンスは「圧倒的に男性が多い天文学の分野で女性が活躍するというのはどういうことなのか、何度も話を聞きました。ケイトの態度や性格、服のチョイスなど、キャラクターの下地を作っていったのです」とリアリティを追求したことを明かしている。

 シャラメはやんちゃなスケーターのユールを演じるが、深く印象に残る“とあるシーン”がシャラメのアイデアによって追加された。マッケイ監督は「『この台本は大好きだけど、何か一つ足りないような気がする』とシャラメが言いました。そして、2 人で話をするうちに、ユールというキャラクターの存在理由が見えてきたんです。その発見が、本当のユールを知ることになる素晴らしいシーンを引き出しました。この映画の中で最も美しい瞬間だと思います」と語っている。

 ヒルが演じるのは、大統領首席補佐官でありメリル・ストリープ演じるオーリアン大統領の息子ジェイソン。これまで数々のコメディ映画でキャリアを重ねアドリブ演技を得意としているが、その実力はディカプリオも“ジョナは完全に天才”と讃えるほど。本作ではすべての俳優がセリフの一部をアドリブで演じているが、ヒルのアドリブはそのうちの40%が本編に採用されたという。マッケイ監督は「ヒルはこの映画の大きなカギを握っていますが、本当に期待を裏切りませんね。言うことなしの満点です」と絶賛している。

 豪華キャストたちが扮するくせ者ぞろいのキャラクターたち。周りに翻弄されながらも世間の目を空に向かせるために必死に駆け回るミンディ博士とケイト。巨大彗星衝突までに残された猶予はたったの6ヵ月。何一つ思い通りにいかない地球救出劇は、果たしてどのような結末を迎えるのか。

 Netflix映画『ドント・ルック・アップ』は12月24日より独占配信。

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る