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段田安則、65歳の節目の挑戦 舞台『セールスマンの死』ビジュアル解禁

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舞台『セールスマンの死』メインビジュアル
舞台『セールスマンの死』メインビジュアル

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高橋克実

 俳優の段田安則が主演を務め、2022年4月上演されるパルコ・プロデュース 2022『セールスマンの死』(東京・PARCO劇場)より、メインビジュアルとキャストコメントが解禁された。

【写真】『セールスマンの死』段田安則ソロビジュアル

 過酷な競争社会、若者の挫折、家庭の崩壊を描き、トニー賞、ニューヨーク劇評家賞、ピューリッツア賞を受賞した近代演劇の金字塔となる本作。主人公ウィリーを演じるのは段田安則。65歳の節目に、満を持してウィリー・ローマン役に挑む。共演は、ウィリーを支える妻リンダ役に、本格的舞台への出演は25年ぶり2回目となる鈴木保奈美。長男ビフに福士誠治。次男ハッピーに林遣都。友人のチャーリーに鶴見辰吾。そして幻想の中に登場する兄ベンに高橋克実。さらに前原滉、山岸門人、町田マリー、皆本麻帆、安宅陽子らテレビドラマや映画、舞台で活躍する俳優陣が集結した。

 演出は、英国有数の劇場で数々の演出作を手がけ、本作と同じくアーサー・ミラーの『プライス(対価)』が評判となり、日本では2020年にサイモン・スティーヴンスの新作戯曲『FORTUNE』のワールド・プレミアを開けたショーン・ホームズが担当。ショーンと共に、新進気鋭の女性美術・衣裳デザイナー、グレース・スマートが、新たに作り上げる劇世界となっている。

 ウィリー役の段田安則は「不朽の名作『セールスマンの死』を初めて見たのは20歳のときでした。それから40年以上の時を経て、私も主人公ウィリーとほぼ同年齢になりました。そして、これまで名だたる名優の皆さんが演じてこられたこの役に、いよいよ挑むことになりました。世の中は、コロナ禍でまだまだ予断を許さない状況ではありますが、それゆえに、『演じたい』『舞台に立ちたい』という気持ちは益々充実してきています。このニューヨークが舞台の戯曲を、イギリス人の演出家の下、私達日本人の役者が演じるというグローバルな舞台です。まさに多様性が重んじられる現代に相応しい舞台だと思います」とコメント。

 リンダ役の鈴木保奈美は「セールスマンとはどんな男なのか。彼は何を売っているのか。その死は何を意味するのか。70年前と現代に共通する普遍的なドラマの中に、2022年ならではのテーマも見えてくるのではないでしょうか。尊敬する段田さんをはじめ、素敵な俳優さん達とご一緒できるお稽古の1ヶ月を想像しただけで、分不相応なご褒美をいただいている気分です。楽しみ過ぎて、どうしましょう」としている。

 パルコ・プロデュース 2022『セールスマンの死』は、東京・PARCO劇場にて2022年4月5~29日、長野県松本市・まつもと市民芸術館主ホールにて5月3日、京都市・ロームシアター京都メインホールにて5月7・8日、愛知県豊橋市・穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホールにて5月13~15日、兵庫県西宮市・兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールにて5月19~22日、北九州市・北九州芸術劇場大ホールにて5月28・29日上演。

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