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ゴールデン・グローブ賞 今年はストリーミングなし SNSで受賞者公表

映画

ゴールデン・グローブ賞、今年は放送・配信なし
ゴールデン・グローブ賞、今年は放送・配信なし 写真提供:AFLO

 アカデミー賞の前哨戦として知られ、例年、セレブらがディナーを囲む華やかなスタイルで開催されるゴールデン・グローブ賞。しかし今年開催される第79回授賞式は、テレビ放送や同時配信は行わず、ウェブサイトとSNSで受賞者を公表することが発表された。

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 現地時間1月9日の授賞式開催を前に、主宰するハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)が声明を発表し、「本年度の授賞式は、プライベートなイベントとし、ライブ配信を行いません。受賞者の発表は、ゴールデン・グローブ賞のサイトとSNSにてリアルタイムで行います」と明かにした。

 ゴールデン・グローブ賞は、例年ならばアカデミー賞の行方を占う前哨戦として注目を集める重要な賞のひとつ。しかし昨年はじめに、主宰するハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)に所属する約90名の会員のうち、アフリカ系が1人もいなかったことが明るみに出て、会員の多様性の欠如と、それによる評価基準の偏りが疑問視されていた。

 これを受け、大手スタジオや有名俳優らが、問題が是正されるまで参加の拒否を表明し、テレビ放送を予定していた米NBCは、今年の放送を取りやめることを発表。対するHFPAは、昨年10月に新たに21人の新会員を迎え、問題に対処していることをアピールしていたが、12月に行われたノミネーションの発表も、例年に比べて静かなものだった。

 Varietyによると、今年の授賞式は現地時間6時から行われ、飲食は伴わず、受賞者のアナウンスと、HFPAの慈善事業に焦点が当てられる。無観客で行い、レッドカーペットでの取材も行わず、会場には、厳選されたHFPAの会員と、協会が支援する団体の代表が出席することになるという。

 第79回ゴールデン・グローブ賞<映画の部>では、村上春樹による同名短編小説を原作にした濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が候補入りしている。

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