ドロシー・マクガイアの映画出演一覧

ドロシー・マクガイア

ドロシー・マクガイア出演映画作品

偉大な生涯の物語

制作年：

イエス・キリストの生涯を、巨匠Ｇ・スティーヴンスが自ら製作して描き上げた超大作。イエスの誕生から伝道生活、エルサレム入城、ゴルゴダの丘の処刑、そして復活までが力強く描かれていく。スティーヴンスが宗教界のリーダーの助言と協力を得て、脚本を執筆した。
スイスファミリーロビンソン

制作年：

Ｊ・ウィースの同名小説をディズニーがファミリー向けに映画化。船が難破して無人島に漂着したロビンソン一家の冒険生活を描く。「絶海の危難」（1925)、「新ロビンソン漂流記」（1940）に次いで３度目の映画化で、日本語吹き替え版の「南海漂流」というタイトルで公開された。また、「大漂流記」というタイトルでリバイバル上映されたこともある。
我が心の呼ぶ声

制作年：

第二次大戦後、アメリカ東部の小さな町に住む兄弟に届いた朝鮮戦争への召集令状。二人は妻、恋人と引き離されて戦場へと向かう。アメリカの典型的な一家を舞台に、徴兵される兄弟、苦悩する家族の心理を感動的に描いたホームドラマの佳作。
愛の泉

制作年：

肩ごしに銀貨を投げると願いが叶うという伝説の“トレビの泉“をはじめとした様々なローマの名所を背景に、３組の男女のそれぞれの愛を優しい眼差しで見つめた、まさにクラシックと呼ぶにふさわしいロマンティックなラブ・ストーリー。フランク・シナトラが主題歌『愛の泉』を歌っている。原作はＪ・Ｈ・セコンダリーのベストセラー小説。
太陽の谷

制作年：

禁酒法時代のカリフォルニア。当地で大ブドウ園を営むフィリップ・ランボーにはジョンという孫がいた。だがジョンには私生児として生まれたという隠された事実があった。根っからの反逆児に育った彼は、やがて叔父の娘に結婚を申し込む……。Ｒ・ハドソン主演の一大ロマン。
黄色い老犬

制作年：

南北戦争直後のテキサスの農場を背景に、二人の少年と、恐水病にかかった老犬との愛情物語。Ｆ・ギブソンの小説の映画化で、1963年に続編「SAVAGE SAM」(日本未公開）が同じくディズニーの手で製作された。
友情ある説得

制作年：

巨匠Ｗ・ワイラーがアメリカ人の魂を問い詰めた力作。平和主義者のクエーカー教徒だが、負けず嫌いのジェス。妻のイライザはそんな夫が心配でもあり、また好ましくも思う。時あたかも南北戦争が起こり、平和な一家にもその波は押し寄せてくる。二人の長男ジョッシュはクエーカー教徒の平和主義を批判し、義勇軍に身を投じる。戦いに参加したジョッシュは傷を負い、これを知ったジェスは息子への愛情から銃をとり、戦場に赴く。だが、彼には人を殺すことができない……。クエーカー教徒の平和主義を背景に、古き良き時代のアメリカ人をＧ・クー
紳士協定

制作年：

妻に先立たれ、幼い息子と老いた母との暮らしが続く人気ライター、フィル。彼は週刊“スミス“の編集長の招きでカリフォルニアからニューヨークに移り、さっそく反ユダヤ主義の記事を依頼される。この記事の発案者は編集長の姪キャシーで、フィルは彼女の心に動かされる。この厄介な仕事を幼なじみでユダヤ人のデビッドに相談しようかと悩むが、結局フィルは自分自身がユダヤ人になりきることにする。社の幹部との昼食会で、ユダヤ人だと名乗ったため、噂はあっという間に広まった。フィルがユダヤ人と知ると人々は急によそよそしくなった。フィルはキャシーに求婚し、二人はハネムーンに向かうが、ホテルがユダヤ人であることを理由にキャンセルしてきた。しかしフィルの記事が発表されると、実はユダヤ人でなかったフィルに対する世間の見方は変わった。当時反ユダヤ主義批判の映画として「十字砲火」とともに日本で公開されなかった問題作。
避暑地の出来事

制作年：

避暑地として有名なパイン・アイランド。そこにあるホテルはかつて栄華を誇ったが、今は没落して昔の面影もない。そこにかつてこのホテルで救命員として働き、今は大金持ちとなったケンが家族と一緒にバカンスにやって来る。ホテルの主人バートはなにかと皮肉を言うが、妻のシルヴィアはかつての恋人との再会に胸をときめかす。だが、そうした大人たちの思惑をよそに、バートの息子ジョニーとケンの娘モリーはしだいに愛し合うようになる。親たちの禁じられた恋を再びたどる子供たち。Ｓ・ディーとＴ・ドナヒューのコンビが話題を呼んだ青春映画。主題曲『夏の日の恋』が大ヒット。
ブルックリン横丁

制作年：

20世紀初頭のニューヨークの下町に暮らす、貧しい一家の哀歓を描く、Ｅ・カザン監督のデビュー作。飲んだくれの父のお陰で苦労が絶えない、アイルランド移民のノーラン家の人々の姿を、長女フランシーの視点から綴る。叔母の離婚騒動のあれこれ、父の哀しい最期、そして妹の誕生……。悲喜こもごもの出来事の中に、家族愛がきらめく名編。
らせん階段〈1945年〉

制作年：

町はずれの不気味な古い館には、病床に就いた女主人と、何人かの怪しい人物たちが住んでいた。この屋敷に女中としてろうあの娘が雇われるが、そのころ町では、障害者の娘ばかりを狙った殺人事件が起こっていた……。Ｒ・シオドマクがその繊細な演出力で描ききった非常に美しいスリラーの傑作である。