
ポール・ルーカス
ポール・ルーカス 出演映画作品
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海底2万マイル
制作年:
J・ヴェルヌの同名小説を、ウォルト・ディズニーが映画化。続発する軍艦沈没事件の犯人は、戦争を憎む潜水艦ノーチラス号のネモ艦長だった。人喰い人種との戦い、巨大イカの襲撃など、アドベンチャーの醍醐味がたっぷり。SF映画初のシネマスコープ大作。
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ベルリン特急
制作年:
パリからベルリンへ向かう特急列車には、各国の要人がある任務のために乗り合わせていたが、車内で殺人事件が発生。調査のため急停車したフランクフルトの町で、乗客の一人ベルンハルト博士が行方不明になった……。大戦直後のドイツを舞台に陰謀渦巻くサスペンスを、名匠J・ターナーが手掛けた佳作。
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孔雀夫人
制作年:
ノーベル文学賞受賞者であるS・ルイスの原作をもとに、S・ハワードが劇化した大ヒット舞台劇を、脚本はハワード、演出には新鋭ワイラー(当時34歳)があたって映画化した、1930年代を代表する傑作。舞台同様主演はヒューストン。アメリカ中西部の工業都市ジーニスで、20年間自動車会社を経営してきた自動車王ダズワースは、会社を手離し、娘も嫁にやり、妻と二人で第二の人生を楽しもうとヨーロッパ旅行に出かける。しかし妻はパリで知り合った美術評論家を相手に失った青春を取り戻そうとする。妻がちやほやされるのは金が目当てだと気付くダズワースは彼女をたしなめるが、彼女は離婚を主張。結局、美術評論家とは結婚できないとわかり夫のもとへ帰る妻だが、一度できた溝は簡単には埋まらない。一方ダズワースは以前からの知り合いで、一度結婚に失敗しているイーディスこそ、第二の人生をともに歩む女性だと悟る。
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バルカン超特急
制作年:
列車を舞台にしたサスペンス・ドラマは、「007/ロシアより愛をこめて」「オリエント急行殺人事件」など数多く作られているが、この作品はそれらの原点となるものだ。物語は雪で立ち往生した列車の乗客が、駅のそばのホテルに泊まるはめになるところから始まる。老婦人、クリケット好きの二人連れ、人妻、弁護士、作曲家などが一夜を過ごすのだが、そこで殺人が発生。翌朝、列車に戻った乗客たちは旅を続けるが、今度は、コンパートメントに乗り合わせた老婦人が突然消えてしまうという奇怪な事件が起こる。疾走する密室というヒッチコックらしい設定、センスのある会話、連続するスリルとアクションは第一級の趣。
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市街
制作年:
「喝采」に続くR・マムーリアンの監督第2作で、暗黒街から足を洗おうとする若い男女の姿を描いた流麗なメロドラマである。またハードボイルド小説の鬼才D・ハメットが、唯一映画のために書き下ろしたオリジナルストーリーという点もファンなら見逃せないところ。血で血を洗うギャングたちに嫌気がさし、平凡な明日を夢見る青年キッドと、大組織の幹部の養女であるナンの恋。それをマムーリアンは相似形を活かした場面転換、映像と音声の対位法、象徴的な小道具のクローズアップなど鮮烈な演出で描き出している。名手L・ガームスの撮影もすばらしい。
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