ヴィゴ・モーテンセン 関連記事

  • 映画『グリーンブック』場面写真

    ゴールデン・グローブ賞 最多3部門受賞『グリーンブック』予告到着

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     俳優のヴィゴ・モーテンセンとオスカー俳優のマハーシャラ・アリが共演し、第76回ゴールデン・グローブ賞で作品賞・助演男優賞・脚本賞の3部門を受賞した映画『グリーンブック』から、予告編が到着。予告編は、ガサツなイタリア系用心棒と、インテリな黒人天才ピアニスト、という正反対の2人がぶつかり合いながらも強い絆で結ばれていく姿がさわやかに描かれている。@@cutter 本作は、映画『メリーに首ったけ』をはじめ、数々のコメディ映画を世に送り出してきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリーが監督を務める、実話に基づく感動のヒューマンドラマ。人種も育った環境も異なる2人の男の友情を、ユーモアを交えて描く。ゴールデン・グローブ賞3部門のほか、トロント国際映画祭で観客賞を、第30回全米製作者組合賞(PGA)で作品賞を受賞している。  1962年、人種差別が色濃い時代。黒人天才ジャズピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ)は、粗野で無教養だが人間的魅力あふれるイタリア系の男トニー・リップ(ヴィゴ)を用心棒兼運転手として雇うことに。2人は当時の黒人が安全に旅をするために欠かせなかった旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに、偏見と差別が根強い南部へのツアーへと旅立つが…。  今回到着した予告編は、独自の音楽センスを持つドンが、華麗にピアノを演奏する場面からスタート。次いで、ドクターから「私と南部へツアーに行ってくれ」と言われ、一緒に旅をすることになったトニーが、ピザを1枚まるごと持ってかじりついたり、運転中道にゴミを捨てたり、ドクターとは正反対に自由気ままにふるまう姿がユーモラスに描かれる。  続くシーンでは、トニーがドクターのピアノを聴いて心を打たれたり、高級店でドクターの入店を断られトニーが憤慨したり、ドクターがトニーの愛妻への手紙を指南したり、2人の距離が徐々に近づいていく姿が映し出される。2人がある事件をきっかけに衝突し、「アンタは他の黒人とは違うからな!」と非難するトニーに、「黒人でも白人でもなく…どう生きるのが正解だ?」と悲痛に叫ぶドクター。「人の心を変えられる」と信じるドクターに「アンタにしか出来ないことがある。それをやるんだ」と語りかけるトニー。2人の胸を打つセリフでのやりとりの後、最後は車中で2人が楽しそうに笑い合う姿で映像は締めくくられる。  映画『グリーンブック』は3月1日より全国公開。

  • 映画『グリーンブック』場面写真

    正反対の2人の友情に笑い、胸を熱くする『グリーンブック』場面写真公開

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     俳優のヴィゴ・モーテンセンとオスカー俳優のマハーシャラ・アリが共演し、第76回ゴールデン・グローブ賞で5部門ノミネートされている映画『グリーンブック』から、場面写真が解禁された。@@cutter 本作は、映画『メリーに首ったけ』をはじめ、数々のコメディ映画を世に送り出してきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリーが監督を務める、実話に基づく感動のヒューマンドラマ。人種も育った環境も異なる2人の男の友情を描く。本年度のトロント国際映画祭では観客賞を受賞。現在もゴールデン・グローブ賞5部門のほか、第24回放送映画批評家協会賞では7部門、第25回米俳優組合賞では2部門にノミネートされている。  1962年、人種差別が色濃い時代。黒人天才ジャズピアニスト、ドン・シャーリー(マハーシャラ)は、粗野で無教養だが人間的魅力あふれるイタリア系の男トニー・リップ(ヴィゴ)を用心棒兼運転手として雇うことに。2人は当時の黒人が安全に旅をするために欠かせなかった旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに、偏見と差別が根強い南部へのツアーへと旅立つが…。  今回解禁された場面写真6点は、登場人物のキャラクターが生き生きと伝わってくるようなショット。その中のひとつ、トニーのあまりにも拙い妻への手紙をみかねたドンが、ロマンティックなラブレターをトニーに指南する場面は、正反対の二人のやりとりが笑いを誘うものとなっている。ほかには、ツアーへ旅立つトニーの頬に触れ優しく気遣う愛妻ドロレスの姿や、入店を断られたドンとそのことに憤るトニーの姿を捉えたもの、さらに華麗にピアノを演奏するドンの姿、くわえタバコで稼いだ小銭を片手にほほ笑むトニーの姿にくわえ、カーネギーホールで貴族のような生活をするドンの姿を写したものとなっている。  映画『グリーンブック』は2019年3月1日より全国公開。

  • 映画『グリーンブック』ポスタービジュアル

    ヴィゴ・モーテンセン×マハーシャラ・アリ共演、感動の実話『グリーンブック』公開

    映画

     映画『イースタン・プロミス』『はじまりへの旅』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたヴィゴ・モーテンセンと、『ムーンライト』でアカデミー賞最優秀助演男優賞に輝いたマハーシャラ・アリが共演する映画『GREEN BOOK(原題)』が、邦題を『グリーンブック』として、来年3月1日に公開されることが決定した。併せてポスタービジュアルも解禁となった。@@cutter 本作は、映画『メリーに首ったけ』をはじめ、数々のコメディ映画を世に送り出してきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリーが監督を務める、実話に基づく感動のヒューマンドラマ。本年度のトロント国際映画祭で、映画『ルーム』『ラ・ラ・ランド』『スリー・ビルボード』に続き、最高賞となる観客賞を受賞した。  物語の舞台は、1962年のニューヨーク。がさつで無学だが、周囲から愛されるナイトクラブの用心棒トニー・リップ(ヴィゴ)は、ある日ホワイトハウスで演奏したこともある天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ)のツアー運転手として雇われる。人種も育った環境も異なる二人は、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに、ツアーに向けて旅を始める。  本作のタイトルにもなっている「グリーンブック」とは、1936年から1966年までに毎年出版されていた、黒人を受け入れてくれるビジネスやサービス機関のリストが記載された旅行ガイドブックのこと。  解禁されたポスターには、「行こうぜ、相棒。あんたにしかできないことがある。」というコピーと共に、ターコイズブルーのキャデラックを運転するトニーと、後部座席にどっしりかまえるシャーリー、そしてアメリカ南部の穏やかな自然が写されている。白人のブルーカラーであるトニーと、黒人でインテリのシャーリーという、当時では珍しい組み合わせの2人の、それぞれの生き方の違いを連想させる佇まいが印象的なビジュアルとなっている。  映画『グリーンブック』は2019年3月1日より全国公開。

  • 長編監督デビュー作『Falling(原題)』で脚本・主演を務めるヴィゴ・モーテンセン

    『ロード・オブ・ザ・リング』ヴィゴ・モーテンセン、映画監督デビュー

    映画

     映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのアラゴルン役で知られる俳優ヴィゴ・モーテンセンが、息子と年老いていく父の関係を描く『Falling(原題)』という作品で、長編監督デビューを果たすことが明らかになった。@@cutter Varietyによると、ヴィゴが自ら脚本を執筆。メインキャラクターの1人を演じ、製作も務めるという。キャストはほかに、映画『ゲヘナ~死の行ける場所~』の俳優ランス・ヘンリクセンや、映画『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』の俳優スベリル・グドナソンが名を連ねる。  『Falling(原題)』でヴィゴが演じるのは、南カリフォルニアで同性のパートナーと、2人の養女と暮らす男性。ランスは家族のあり方に関して昔ながらの価値観を持つ農場主を演じるという。スベリルの役は伝えられていないが、ヴィゴ演じる男性のパートナー役である可能性が高い。  ストーリーはというと、父親が隠居する場所を捜す途中でロサンゼルスにいる息子家族のもとに来るが、そこで相容れない2つの世界が衝突することになるという。    撮影時期は不明。英ハンウェイ・フィルムズが海外配給を担当し、現地時間31日からアメリカン・フィルム・マーケットで配給権を販売するとのことだ。

  • 『ロード・オブ・ザ・リング』5人衆が集結 ※「ドミニク・モナハン」インスタグラム

    O・ブルーム、E・ウッド…『ロード・オブ・ザ・リング』キャストが揃う豪華同窓会

    セレブ&ゴシップ

     J・R・R・トールキン原作の冒険ファンタジーの金字塔『指輪物語』を映画化した『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのフロド、ピピン、メリー、アラゴン、レゴラスが一堂に会し、懐かしいポーズを決めて映画シリーズのファンを喜ばせた。オーランド・ブルームやイライジャ・ウッドを始めとする5人のキャストが勢揃いした写真が公開された。@@cutter 5人が『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで初めて共演してから約15年。完結編の3作目『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(04・日本公開)の後も、共演者の交流は途絶えていないようだ。集まった5人はレゴラス役のオーランド、フロド役のイライジャ、アラゴン役のヴィゴ・モーテンセン、ピピン役のビリー・ボイド、そしてメリー役のドミニク・モナハン。  5人がどのような形で集まることになったかは不明だが、オーランドやドミニクが自身のインスタグラムにフォークやナイフをもって臨戦態勢をとっている5人の写真を投稿した。オーランドは「僕らがパブで再会して、誰かが“トロルがいる”と言ったら…」と、ドミニクも「トロルがいる」とキャプションに綴っている。  それぞれの役柄に合わせてポーズと表情を決めている5人は普段着だが、当時の姿と重なる。ファンからは「この写真、最高」「“ロード・オブ・ザ・リング”の同窓会。とてもキュートだわ」「“ロード・オブ・ザ・リング”よ、永遠に」「素晴らしい。すごいキャストだ」「ネット史上最高の写真ね」という喜びの声が届いている。 引用:https://www.instagram.com/dom_monaghan_/

  • 第74回ゴールデン・グローブ賞結果発表!映画の部『ラ・ラ・ランド』が最多7冠

    第74回ゴールデン・グローブ賞結果発表!映画の部『ラ・ラ・ランド』が最多7冠

    映画

     現地時間8日、アメリカ・ロサンゼルスにて第74回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が開催。<映画の部>では、『セッション』で知られるデイミアン・チャゼル監督の新作『ラ・ラ・ランド』が最多7冠に輝いた。@@cutter ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの共演作である『ラ・ラ・ランド』は、<映画の部>コメディ/ミュージカル部門で作品賞、男優賞、女優賞を受賞。さらに、監督賞、脚本賞、主題歌賞、作曲賞とノミネートされた7部門を全て制覇。売れないピアニストと女優志望のウェイトレスが織りなすロマンスを描く同作は、今月末にノミネーションが発表されるアカデミー賞に向かって、大きく弾みをつけた。  一方、ドラマ部門の作品賞 では、麻薬や同性愛を絡めながら黒人青年の姿を描く『ムーンライト』が、『Manchester by the Sea(原題)』などを抑えて受賞。極上エロティックサスペンス『Elle(原題)』は、イザベル・ユペールの主演女優賞と外国語映画賞の2冠に輝いた。  アニメ作品賞では、動物が暮らす社会に人種間の対立を象徴させて好評を博したディズニーの『ズートピア』が、同スタジオの最新作『モアナと伝説の海』などを退けた。また、映画界に対して長年にわたって貢献した人物に贈られるセシル・B・デミル賞は、主演を務めた『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』が4部門にノミネートされていたメリル・ストリープに贈られている。  第74回ゴールデン・グローブ賞<映画の部>主な受賞結果は以下の通り。(★が受賞作品&受賞者) ●作品賞(ドラマ) 『最後の追跡』 『Lion(原題)』 『Manchester by the Sea(原題)』 ★『ムーンライト』 『Hacksaw Ridge(原題)』 ●女優賞(ドラマ) エイミー・アダムス『メッセージ』 ジェシカ・チャステイン『Miss Sloane(原題)』 ★イザベル・ユペール『Elle(原題)』 ルース・ネッガ『Loving(原題)』 ナタリー・ポートマン『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』 ●男優賞(ドラマ) ★ケイシー・アフレック『Manchester by the Sea(原題)』 ジョエル・エドガートン『Loving(原題)』 アンドリュー・ガーフィールド『Hacksaw Ridge(原題)』 ヴィゴ・モーテンセン『はじまりへの旅』 デンゼル・ワシントン『Fences(原題)』 ●作品賞(コメディ/ミュージカル) 『20th Century Women(原題)』 『デッドプール』 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』 ★『ラ・ラ・ランド』 『シング・ストリート 未来へのうた』 ●女優賞(コメディ/ミュージカル) アネット・ベニング『20th Century Women(原題)』 リリー・コリンズ『Rules Don’t Apply(原題』 ヘイリー・スタインフェルド『The Edge of Seventeen(原題)』 ★エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』 メリル・ストリープ『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』 ●男優賞(コメディ/ミュージカル) コリン・ファレル『ロブスター』 ★ライアン・ゴズリング『ラ・ラ・ランド』 ヒュー・グラント『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』 ジョナ・ヒル『War Dogs(原題)』 ライアン・レイノルズ『デッドプール』 ●アニメ作品賞 『モアナと伝説の海』 『My Life As A Zucchini(原題)』 『SING/シング』 ★『ズートピア』 『Kubo And The Two Strings(原題)』 ●外国語映画賞 『Divines(原題)』(フランス) ★『Elle(原題)』(フランス) 『Neruda(原題)』(チリ) 『The Salesman(英題)』(イラン/フランス) 『Toni Erdmann(英題)』(ドイツ) ●助演女優賞 ナオミ・ハリス『ムーンライト』 ニコール・キッドマン『Lion(原題)』 オクタヴィア・スペンサー『Hidden Figures(原題)』 ミシェル・ウィリアムズ『Manchester by the Sea(原題)』 ★ヴィオラ・デイヴィス『Fences(原題)』 ●助演男優賞 マハーシャラ・アリ『ムーンライト』 ジェフ・ブリッジス『最後の追跡』 サイモン・ヘルバーグ『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』 デヴ・パテル『Lion(原題)』 ★アーロン・テイラー=ジョンソン『Nocturnal Animals(原題)』 ●監督賞 ★デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』 トム・フォード『Nocturnal Animals(原題)』 メル・ギブソン『Hacksaw Ridge(原題)』 バリー・ジェンキンズ『ムーンライト』 ケネス・ロナーガン『Manchester by the Sea(原題)』

  • ヴィゴ・モーテンセン最新作『約束の地』場面写真

    ヴィゴ・モーテンセン主演・製作・音楽、ロードムービー『約束の地』公開決定

    映画

     ヴィゴ・モーテンセンが主演のみならず、製作・音楽まで務めたアルゼンチン映画『約束の地』(原題:JAUJA/ハウハ)の公開が6月13日に決まった。本作は、2014年のカンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した幻想的なロードムービーとなっている。@@cutter 過去4作品でも未開の大自然のまっただ中にカメラを持ち込んだ、アルゼンチン人監督リサンドロ・アロンソは、通常の商業映画とはかけ離れたアーティスティックな作風の持ち主。その並々ならぬ才能にほれ込んだヴィゴ・モーテンセンとのコラボレーションが実現した。主演のモーテンセンは、製作と音楽も兼任し、「これまでに関わった仕事の中で、最も満足のいく経験のひとつになった」と語っている。  舞台は、3つの世界遺産と約30の国立公園がある希少な生態系の宝庫パタゴニア。日本人にとってはまさに“この世の果て”というべき荒々しくも神秘的な絶景をバックに、消えた娘を捜し求める父親の壮絶な旅が描かれていく。  原題の『Jauja』(ハウハ)は、神話の中で語り継がれる豊穣と幸福の理想郷を意味する。娘への愛を貫こうとする父親は、前人未踏の“地上の楽園=約束の地”にたどり着くことができるのだろうか。映画『約束の地』は6月13日、ユーロスペースほか全国順次公開。

  • ヴィゴ・モーテンセン最新主演作『ギリシャに消えた嘘』公開決定

    ヴィゴ・モーテンセン主演サスペンス『ギリシャに消えた嘘』予告編公開!

    映画

     『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどで知られるヴィゴ・モーテンセン最新主演作『ギリシャに消えた嘘』(4月11日公開)の予告編が公開され、クラシカルで上質なサスペンスの全容が明らかとなった。@@cutter 本作は、『太陽がいっぱい』(60)『リプリー』(00)の原作者として名高い作家パトリシア・ハイスミスの傑作『殺意の迷宮』を、本作が監督デビュー作となる『ドライヴ』(11)の脚本家ホセイン・アミニが映画化したクラシックサスペンス。  映像では、ダンディな紳士(ヴィゴ)と、その魅惑的な妻(キルスティン・ダンスト)、そして図らずとも彼らの犯罪に加担してしまった青年(オスカー・アイザック)が、それぞれの秘密を抱えながら犯罪に手を染め深みにはまってゆく様子が時に叙情的に時に激しく描かれ、映画への期待を誘う。  1962年、アテネでツアーガイドをしている米国人青年ライダルは、パルテノン宮殿で旅行中のアメリカ人紳士チェスターとその妻コレットと出会う。リッチで洗練された夫妻にたちまち魅了されたライダルは、彼らのガイドを自ら引き受け、楽しい夕食のひとときを共にする。ところがその夜、チェスターはホテルの部屋に現れた探偵を誤って殺害、ライダルがその後始末を手助けしてしまう。実はチェスターの正体は、大勢の投資家を欺き大金を奪う詐欺師だったのだ…。

  • 『偽りの人生』

    「アルゼンチンは第二の故郷」ヴィゴ・モーテンセンの瞳の奥に潜む秘密の素顔とは?

    映画

     『ロード・オブ・ザ・リング』3部作で世界的な名声を獲得した後も『ヒストリー・オブ・バイオレンス』や『ザ・ロード』などハリウッドのメジャー大作とは一線を画した秀作に次々と出演し、今やミステリアスなカリスマ性を帯びた個性派俳優として唯一無二の存在となったヴィゴ・モーテンセン。そんな彼がかつて3歳から11歳までの少年時代を過ごし、そこでの満たされた思い出から“第二の故郷”と呼ぶ南米・アルゼンチンで主演を果たした最新作『偽りの人生』の公開に合わせ、電話インタビューに応じてくれた。@@cutter 何一つ不自由のない自分の生活に虚しさを覚えた一人の医師が、ある日長い間音信不通となっていた破天荒な双子の兄と再会し、その人生を交換しようと画策したことで巻き起こる運命の顛末をサスペンスフルに描いた『偽りの人生』で、ヴィゴは4本目となる全編スペイン語での演技、更に見た目は同じだが性格はまるで正反対な双子を一人二役で演じ、兄弟の微妙なニュアンスの違いを見事に表現している。今回の作品を「非常にチャレンジングで興味深い経験だった」と話すヴィゴだが、出演を決める上でどんな点に興味を惹かれたのだろうか。  「まずはとにかく脚本の内容に魅了されたんだ。俳優として性格の相反した双子の兄弟を演じるという点に面白さを感じた事も大きいが、何よりこの作品は僕が普段から感じている人生のさまざまな興味や疑問が凝縮されているストーリーだと思った。僕が出演作を選ぶときに基準となるのは、登場人物の知られざる闇の部分や二面性がどれだけ深く描かれているかという点だ。それは何も特殊な世界での話などではなく、誰しもが家族や上司などと会った場合にそれぞれに応じた自分を演じて過ごしたりするよね。でも、その瞳の奥には必ず誰にも見せていない「本当の自分」というものがあるはずだ。この作品はそんな人間の隠された面を非常に巧みに描いていると思ったんだ」  監督は今回が長編デビュー作となるアナ・ピーターバーグ。ある日偶然プライベートで監督と出会う機会があった際に、本作のプロットを聞いたことがきっかけで「その内容が忘れられなくなった」と話すヴィゴだが、過去に短編やTVドラマを数本撮っただけの新人女性監督の作品、しかもハリウッドから遠く離れたアルゼンチンに赴いてまで出演するという事に不安などは感じなかったのだろうか?@@separator 「いや、特に不安などはなかったよ。実はこの作品は資金集めの関係で撮影に入るまでに約3年ほどの時間が掛かっているんだが、その間にアナとは何度も映画の内容に関してディスカッションを重ね、結果としてお互いを非常に深く理解することができた。こういったやり方はデヴィッド・クローネンバーグ監督(『イースタン・プロミス』『危険なメソッド』)と一緒に仕事をする時のプロセスと非常に良く似ていると思ったね。スタッフとキャストのチームワークも良く取れていたし、万全の体制で撮影に臨めたよ。撮影の初日には彼女はこれが長編デビュー作とは思えないくらい落ち着いた監督ぶりを見せていたね」  多感な少年期を過ごしたアルゼンチンを訪れる度に「まるで家に帰ってきたような良い気分になる」と話すヴィゴだが、一方でアルゼンチンという国は、2011年に『瞳の奥の秘密』がヒットを記録したものの、多くの日本人にとって文化的にも距離的にも非常に遠い存在であることは否めない。しかし彼はアルゼンチンと日本に「非常に似通ったものを感じる」と言う。  「日本と同様にアルゼンチンも小説や音楽など文化面に於いて、非常に長い歴史を持つ国だ。更に感情の表現に関しても日本ほど奥ゆかしさはないかも知れないが、心の奥に密かな思いを忍ばせることを重んじるといった点で、他の南米の国とは少し違った面があると思う。僕は、そんなアルゼンチンという国の抑制された文化がとても好きなんだ。『瞳の奥の秘密』も今回の『偽りの人生』も、そういった意味ではどちらも登場人物の心に被せられた「仮面」の存在を描いたという点で、非常にアルゼンチンらしい感情が描かれた作品だと思う。多分こういった表現は、他のどんな国よりも日本人が深く理解し、共感してもらえるんじゃないかな」  多忙なスケジュールの都合により今回は残念ながら来日が果たせなかったものの、過去に訪れた際に出会った親切なファンや様々な人々との温かい交流が深く心に残っているというヴィゴは「必ずまた近いうちに日本に行くよ」と約束してくれた。そんな彼の情熱やこだわりが込められた『偽りの人生』の演技をじっくりと鑑賞することで、これまでとは違ったヴィゴの繊細な「心の仮面」の奥に思いを馳せてみるのも一興では?(取材・文:加藤岳吉)  映画『偽りの人生』は7月12日より公開

  • 『偽りの人生』7月12日より公開!

    ヴィゴ・モーテンセン主演最新作『偽りの人生』初日決定 予告編も解禁

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     ヴィゴ・モーテンセンが一人二役に挑む主演最新作『偽りの人生』が7月12日より公開されることが決定し、予告編も解禁となった。@@cutter モーテンセンが幼少期を過ごしたアルゼンチンで撮影された本作は、第82回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『瞳の奥の秘密』のキャスト、スタッフを始めとしたアルゼンチンを代表する人材が集結したサスペンスフルな人間ドラマ。首都ブエノスアイレスから30キロほど離れたティグレの広大なデルタ地帯を舞台に、モーテンセンが一卵性双生児の弟・医師のアグスティンと、犯罪に手を染める兄・ペドロの二役という難役に挑んでいる。  今回解禁された予告編では、アルゼンチンを第二の故郷と公言するモーテンセンだけに流暢なスペイン語を全編に渡って披露している。また、モーテンセンのほか『瞳の奥の秘密』での演技が記憶に残るソレダ・ビジャミルやハビエル・ゴディーノとの共演にも注目が集まる。  兄を殺害し、兄になりすまし、兄を内包しながら、偽りのなかで見つけた本当の自分。ただ、人生をやり直したかった…。しかし、これは誰の人生なんだ―。アグスティンは医師としてブエノスアイレスで妻と裕福な暮らしをしながらも重圧を感じ、空虚感に苛まれていた。ある時、長らく離れていた一卵性双生児の兄ペドロが訪れ、末期癌であることを告げて自分を殺すよう懇願する。突然の申し出に困惑するが、あるきっかけで殺害してしまったアグスティンは自分が死んだことにして、ペドロになりすまして人生をやり直そうと考える。ブエノスアイレスから北へ30キロ程のデルタ地帯、少年時代を過ごしたティグレへと帰った彼は、ペドロが関わっていた闇の犯罪へと巻き込まれていく―。  『偽りの人生』は、7月12日より全国順次ロードショー。

  • 『プリズン』

    レニー・ハーリン監督×ヴィゴ・モーテンセンの刑務所ホラー『プリズン』DVDで復活

    映画

     『ダイ・ハード2』のレニー・ハーリン監督、ヴィゴ・モーテンセンが初主演を飾ったアクション・ホラー『プリズン』。今や映画界のトップを走るふたりによる、衝撃のカルト作品がDVDになって蘇る。@@cutter 本作は、フィンランド出身のレニー・ハーリン監督が、『ダイ・ハード2』に抜擢される前に撮りあげた、アメリカ本格進出の第1作となるアクション・ホラーだ。鉄条網に縛り上げられて息絶える看守、屋根裏から食堂に落下する惨殺死体、処刑室から噴き出す閃光と炎など、30年間、閉鎖されていた刑務所内で起こる異様な心霊現象をケレンミたっぷりに描写。さすがは、後のヒットメイカーと納得させられるはず!  主演は、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作のアラゴルン役で知られるヴィゴ・モーテンセン。本作は、彼の記念すべき初主演作となる。その後、『クリムゾン・タイド』『G.I.ジェーン』といった話題作に出演し、アラゴルン役で大ブレイク。『オーシャン・オブ・ファイヤー』では、ハリウッド大作の主役を手にした。また、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、『イースタン・プロミス』など、デヴィッド・クローネンバーグ監督作でのゾクゾクするような危険な魅力で、多くのファンを虜にしている。  今や色気たっぷりのヴィゴ・モーテンセン。カルト・ホラーで、彼の初々しい表情が楽しめるとあって、ファンならもちろん、そうでない人も注目の作品だ。  リクエスト・ライブラリー第6弾『プリズン』DVDは、8月7日より発売、価格は3990円(税込)。

  • 『オン・ザ・ロード』日本公開が決定

    傑作小説を完全映画化『オン・ザ・ロード』公開決定、豪華キャストが集結

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     『モーターサイクル・ダイアリーズ』『セントラル・ステーション』のウォルター・サレス監督最新作であり、世界中のアートや思想に決定的な影響を与えた、ジャック・ケルアックの不朽のビート文学を完全映画化した『オン・ザ・ロード』の日本公開が決定した。@@cutter 原作はジャック・ケルアックが1957年に発表した『路上/オン・ザ・ロード』。1950年代アメリカのビート・ジェネレーション文学の代表作であり、その後のカウンターカルチャーの時代に“ヒッピーの聖典”となった青春小説である。ケルアックが全米各地とメキシコを放浪した実体験をベースに、わずか3週間で書き上げたという逸話も語り継がれるこの名作は、ボブ・ディランに「僕の人生を変えた本」と言わしめ、ジム・モリソン、ブルース・スプリングスティーン、ニール・ヤングといったミュージシャンや、デニス・ホッパー、ジム・ジャームッシュ、ジョニー・デップら映画人に多大な影響を与えている。  このような時代を超越した傑作小説をハリウッドが放置しておくはずもなく、過去に何度も映画化の話が持ち上がったが、ケルアック独特の即興的な文体と明確な起承転結のないストーリーなどがネックとなり、ことごとく企画は頓挫。しかし原作の映画化権を購入し、長年その実現を夢見てきた巨匠フランシス・フォード・コッポラは、この“幻の企画”を諦めていなかった。若き日のチェ・ゲバラの南米大陸縦断の旅を描いた2003年作品『モーターサイクル・ダイアリーズ』に感銘を受けたコッポラは、それを手がけたウォルター・サレスに監督をオファー。両者の8年にもわたる粘り強いコラボレーションが実を結び、映画『オン・ザ・ロード』が完成した。  父親の死に打ちのめされた若き駆け出し作家サル・パラダイスにとって、ディーン・モリアーティとの出会いは青天の霹靂だった。アメリカ東部育ちのサルは知的で内省的な青年だが、西部のデンバーからやってきたディーンは既成の社会通念にまったく囚われず、セックスやドラッグを奔放に楽しむ男だったのだ。たちまちディーンの刹那的なまでに型破りな生き方とその美しき幼妻メリールウに心奪われたサルは、NYの自宅から広大なアメリカ大陸へと飛び立っていく。さまざまな人々との出会いや別れを経験しながら、ディーンとのかけがえのない絆を強めていくサル。しかし、ふたりのこのうえなく刺激的な“路上の日々”は永遠には続かなかった……。  また本作には、豪華キャストが集結している。サルを演じるのは、『コントロール』のイアン・カーティス役で脚光を浴びたサム・ライリー。サルをさすらいの旅に誘うディーン役には、『トロン:レガシー』の主演に抜擢されたギャレット・ヘドランド。さらに『トワイライト』でのブレイク前から出演が内定していたというクリステン・スチュワート、『ザ・マスター』でアカデミー助演女優賞候補になったエイミー・アダムス、『メランコリア』のキルスティン・ダンスト、『パイレーツ・ロック』のトム・スターリッジ、『危険なメソッド』のヴィゴ・モーテンセンらの揃い、ビート世代の狂騒をスクリーンに甦らせている。また『バベル』『ブロークバック・マウンテン』で二度のアカデミー作曲賞に輝くグスターボ・サンタオラヤが、ビート文学と密接な関係にあるジャズを導入した魅惑的な音楽を創出。  『オン・ザ・ロード』は8月TOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開決定。

  • 『偽りの人生』場面写真

    ヴィゴ・モーテンセン、一卵性双生児の二役に挑戦!『偽りの人生』公開決定

    映画

     『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのアラゴルン役で一躍脚光を浴び、『イースタン・プロミス』で第80回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた名優ヴィゴ・モーテンセン。彼が、まったく性格の異なる一卵性双生児の二役で、全編スペイン語の難役に挑戦した映画『偽りの人生』が2013年7月に公開されることが決定した。@@cutter 『偽りの人生』は、第82回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したアルゼンチン映画『瞳の奥の秘密』のキャスト、スタッフが集結、主演のモーテンセンが初のプロデュースに挑戦したサスペンスフルな人間ドラマ。本作でモーテンセンは全編に渡り流暢なスペイン語を披露し、一卵性双生児、医師アグスティンと犯罪に手を染めるペドロの二役という難役に挑んでいる。  モーテンセンは、本作への出演について以下のように理由を語っている。「脚本を読み始めて一番魅力を感じたのは、俳優として二つのキャラクター、一卵性双生児の兄弟を演じられることだった。自分を惹き付けるものは同時に自分を怖がらせるものでもある。それは以前やったものとは違う、新しい事への挑戦に自分が魅了されているからなんだ」。  アグスティンは医師としてブエノスアイレスで妻と裕福な暮らしをしながらも重圧を感じ、空虚感に苛まれていた。ある時、長らく離れていた一卵性双生児の兄ペドロが訪れ、末期癌であることを告げて自分を殺すよう懇願する。突然の申し出に困惑するが、あるきっかけで兄を殺害してしまったアグスティンは自分が死んだことにして、ペドロになりすまして人生をやり直そうと考える。ブエノスアイレスから北へ30km程のデルタ地帯、少年時代を過ごしたティグレへと帰った彼は、ペドロが関わっていた闇の犯罪へと巻き込まれていく…。  『偽りの人生』は2013年7月、全国順次ロードショー

  • 「危険なメソッド」

    ユングとフロイト、偉大なる心理学者の知られざる危険な関係を描く「危険なメソッド」予告編解禁!

    映画

    未だ多くの謎が残されている人間の“精神”という領域に果敢に挑み、その解明に生涯を捧げたジークムント・フロイトとカール・グスタフ・ユング。偉大なる心理学者の友情と決裂を史実に基づいて描いた「危険なメソッド」。そのスリリングな予告編がこのたび解禁となった。@@cutter 革新的な精神分析の研究で心理学や医学の世界に新たな光をもたらし、その後のあらゆるアートや思想など社会全般に多大な影響を与えた二人の偉人、ユングとフロイト。師弟のような友情を育んだ彼らに訪れた決別の時。そこには美しい女性患者との禁断の関係が隠されていた…。 公開された予告編では、ユングとフロイトの軽やかな蜜月時代から始まり、キーラ・ナイトレイ演じる女性患者ザビーナとの出会いを機に崩れていく友情がありありと描かれている。ナイトレイの鬼気迫った演技にも注目だ。 1904年、チューリッヒのブルクヘルツリ病院に勤める29歳の精神科医ユング(マイケル・ファスベンダー)は、精神分析学の大家フロイト(ヴィゴ・モーテンセン)が提唱する“談話療法”に刺激され、新たな患者ザビーナにその斬新な治療法を実践する。まもなくユングはザビーナの幼少期の記憶をたどり、彼女が抱える性的トラウマの原因を突き止めることに成功。しかし医師と患者の一線を越えてしまったふたりは、秘密の情事を重ねるようになり、ザビーナをめぐるユングの内なる葛藤はフロイトとの友情にも亀裂を生じさせていく…。 「危険なメソッド」は2012年10月27日(土)より、TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー

  • クローネンバーグの新作「危険なメソッド」が10月日本公開!

    フロイト×ユング、愛人…D・クローネンバーグ新作「危険なメソッド」が日本公開!

    映画

     「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「イースタン・プロミス」の鬼才デヴィッド・クローネンバーグが、「つぐない」の名脚本家クリストファー・ハンプトンによる舞台劇を映画化。若き日のユングを主人公に、フロイトとの出会いから蜜月時代、そして決別までの軌跡をたどったヒューマン・ドラマ「危険なメソッド(原題:A DANGEROUS METHOD)」が10月27日(土)日本公開される。 @@cutter 未だ多くの謎が残されている人間の“精神”という領域に果敢に挑み、その解明に生涯を捧げたジークムント・フロイトとカール・グスタフ・ユング。このふたりの偉人が残した革新的な精神分析の研究は、心理学や医学の世界に新たな光をもたらすにとどまらず、その後のあらゆるアートや思想など社会全般に多大な影響を与えた。  1856年生まれのフロイトと1875年生まれのユングは、20世紀初頭に出会い、師弟のような友情を育んだが、その交流の日々は長く続かず決別の時を迎える。これだけでも映画史に前例のないユニークな企画だが、本作がいっそう興味深いのは歴史上に実在したもうひとりの人物を登場させ、知られざる史実を探求していることだ。  物語の重要な鍵を握るそのキャラクターとは、ユングの患者であり愛人でもあったロシア系ユダヤ人女性ザビーナ・シュピールライン。この美しくも聡明で、過激な情動を内に秘めた“運命の女”の存在にスポットを当て、禁断のトライアングルで結ばれたユング、フロイトとの関係性をドラマチックかつスリリングに映し出す。  オリジナルの舞台版はレイフ・ファインズがユングを演じて話題を呼んだが、映画版でユングを演じるのは、「SHAME-シェイム-」「ジェーン・エア」「プロメテウス」などの話題作が相次ぐ、まさに今が旬のマイケル・ファスベンダー。ザビーナを演じるのは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのキーラ・ナイトレイ。鋭い感性&知性の持ち主にして、マゾヒスティックな性癖を隠し持つという異色のヒロインを、凄まじい絶叫シーンや過激なセックス・シーンも辞さない渾身の熱演で体現した。またフロイト役のヴィゴ・モーテンセンにとって、本作は「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「イースタン・プロミス」に続く3本目のクローネンバーグ作品となる。ユングとザビーナの“触媒”の役目を果たす快楽主義者オットー・グロスに扮したヴァンサン・カッセルの鮮烈な演技も見逃せない。  偉大なる心理学者の友情と決別。その背景には、美しい女性患者ザビーナとの知られざる禁断の関係が隠されていた…。精神分析の礎を築いたユングとフロイト。彼らの運命を変えた女性患者ザビーナ。3人の知られざる危険な関係を描く、深遠な人間ドラマとなっている。  「危険なメソッド」は10月27日(土)TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマ他全国ロードショー

  • 1月1日公開の「善き人」より  (C)2007 Good Films Ltd.

    2012年お正月は社会派映画が熱い!ヴィゴ・モーテンセン主演「善き人」ほか力作が続々公開

    映画

      東日本大震災に見舞われ、政治・経済の不安の色も濃かった2011年だが、今だからこそ観たい作品が2012年お正月に揃って公開される。歴史的事実や社会問題を織り込みながら熱い人間ドラマを描いた社会派映画を紹介しよう。 @@cutter   まず注目は、ヴィゴ・モーテンセン主演の「善き人」(1月1日公開)。映画化困難といわれてきたC・P・テイラーの名作舞台劇を、国際派の気鋭ヴィセンテ・アモリン監督が映画化した本作。1981年にロンドンで初演されて評判を呼び、翌年にはブロードウェイで上演。日本でも、1984年と2004年の二度にわたって商業上演されている人気作品だが、キャストが突然歌い出したり、時間軸が自在に飛んだりと、演劇ならでは趣向に富む作品でもあるため、映画化は極めて難しいと考えられてきた。ヴィセンテ・アモリン監督は、ナチ党支配下のドイツを舞台にした本作を演出するにあたり、ベルナルド・ベルトルッチ監督の「暗殺の森」とイシュトヴァン・サボー監督の「メフィスト」を参考にしたという。無意識のうちに社会の邪悪さに染められていくジョンの物語を「誰にでも起こりえる寓話」として描くことに力を入れ、その試みを見事に成功させている。   続いてはナチス占領下のパリで行われたユダヤ人迫害、ヴェルディヴ事件を題材にした「サラの鍵」(12月7日より公開中)。パリで実際に起きたユダヤ人迫害事件にまつわる悲劇を描いたタチアナ・ド・ロネのベストセラー小説の映画化で、過去と現代を交錯させながら感動的な社会派ドラマに仕上げている良作。監督のジル・パケ=ブランネール自らもユダヤ人の祖父を収容所で亡くしている。   また、イラクの独裁者サダム・フセインの息子、ウダイの影武者だったラティフ・ヤヒアの自伝を映画化した衝撃作「デビルズ・ダブル‐ある影武者の物語‐」(1月13日公開)は影武者本人にしか分からない苦悩や葛藤、犠牲がリアルすぎるほどに描かれていて見応え十分。さらに、アジアからノルマンディーまでを生き抜いた東洋人の壮絶な人生と人間の本質をあぶりだす「マイウェイ 12000キロの真実」(1月14日公開)は、アメリカの公文書館で発見された1枚の写真に写った兵士がきっかけとなり映画化された感動ドラマだ。   ナチス占領下のドイツ、サダム・フセイン政権下のイラクや第二次世界大戦など、戦争や独裁政治というテーマを重厚に描きながら、その時代に生きた人々の人間ドラマもしっかりと描かれた社会派映画。2012年の映画初めはこのラインナップでいかがだろうか?   「善き人」はメイン館であるスバル座にてスバル座65周年記念興行として、1月1日から3日までの3日間、1000円で鑑賞できるキャンペーンを実施中。2012年1月1日(日)より有楽町スバル座ほか、全国順次ロードショー。

  • 新作の役はジュリア・ロバーツのために書かれたものだった!

    D・クローネンバーグ新作、キーラ・ナイトレイの役は、もともとジュリア・ロバーツのものだった!

    映画

     キーラ・ナイトレイ主演、デヴィッド・クローネンバーグ監督のサスペンス・スリラー「A Dangerous Method(原題)」で、ナイトレイの演じる役はもともとジュリア・ロバーツのために書かれたものだったらしい。 @@cutter   「A Dangerous Method」は、「The Talking Cure(原題)」という2002年の舞台劇を映画化したもの。ザビーナというロシア人女性と、精神科医ユング(マイケル・ファスベンダー)、フロイト(ヴィゴ・モーテンセン)とのドラマが描かれる。  そのナイトレイが演じているヒロイン、ザビーナは、もともとロバーツのために書かれたものだという。クローネンバーグいわく「ハンプトンはジュリア・ロバーツのためにザビーナという役を書いたんだ、脚本自体はFOXのためのものだった。17年前の話で、結局何も実現しなかったんだが、その後、彼は許可を得てそれを舞台化したんだよ。だから舞台の脚本ありきで、そこから広がってるんだ」。  ナイトレイは当初、過激な描写(縛られてお尻を叩かれるなど)を理由に、引き受けるのを止めようと思っていたことも明かしている。

  • クローネンバーグ残念!続編の映画化ならず!

    D・クローネンバーグの「ザ・フライ」続編企画をFOXが却下

    映画

     デヴィッド・クローネンバーグ本人が続編を撮ることが話題となっていたSFホラー「ザ・フライ」(87)の企画が立ち消えとなったようだ。 @@cutter   THE PLAYLISTのインタビューでクローネンバーグは「脚本は書いたが、今のところFOXはこの企画に手を出す気はないようだ」と現状を語っている。しかし、FOXが乗り気でない理由については明らかにしておらず、また脚本の中身についても言及していない。  クローネンバーグの最新作はドン・デリーロ原作「Cosmopolis(原題)」の同名映画化作品で、主演は「トワイライト」シリーズのロバート・パティンソン。また先月にはキーラ・ナイトレイ、ヴィゴ・モーテンセン、マイケル・ファスベンダー共演の「A Dangerous Method(原題)」が全米で公開したばかり。

  • “泣ける”ホラーの代表「ザ・フライ」に続編か

    80年代SFホラー「ザ・フライ」デヴィッド・クローネンバーグ本人が続編製作か

    映画

     80年代を代表するSFホラー作品の一つ「ザ・フライ」(87)の続編が製作されるかもしれない。 @@cutter   2009年頃に一度、20世紀フォックス製作で「ザ・フライ」をリブートする話があったもののその後、音沙汰はなく企画は流れたものと思われていた。しかし、このほどデヴィッド・クローネンバーグ監督がすでに脚本を書き上げていることがわかった。また、脚本はリブートというよりも続編に近いものになっているそう。映画情報サイトSHOCK TILL YOU DROPによると、クローネンバーグは「リメイクではなく、どちらかといえば続編。実際に製作されるかどうかはわからない」とコメントしている。  「ザ・フライ」には、すでにエリック・ストルツが主演した「ザ・フライ2/二世誕生」(89)という続編があるものの監督、脚本ともに前作から様変わりし、あまり評判はよろしくなかった。今回、クローネンバーグ自身がメガホンを取る可能性があることから、ファンからは大きな期待が寄せられている。  またクローネンバーグは同サイトでヴィゴ・モーテンセン主演のクライムサスペンス「イースタン・プロミス」(08)の続編についても「可能性はある」と答えている。「スティーヴ・ナイトは今『イースタン・プロミス2』の第二稿にとりかかっているんだ」とのこと。  「ザ・フライ」「イースタン・プロミス」続編の話が具体化するのは、いずれにせよ現在クローネンバーグが手がけている「Cosmopolis(原題)」が終わってから、ということになりそうだ。

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