
山口百恵
出身地:神奈川県
生年月日:1959/1/17
山口百恵 出演映画作品
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伊豆の踊子〈1974年〉
制作年:
山口百恵の映画初主演作品で、のちに結婚した三浦友和との記念すべき初共演作品でもある。大正末期を舞台に、一高生と踊り子の淡い初恋とその別れを描く川端文学の人気作の6度目の映画化。アイドル映画として、おなじみの安定企画なので監督・脚本とも特別な冒険はせず、真正面から原作を料理している。それだけに原作の踊り子に近いイメージを持つ山口百恵は、実に魅力的。名場面である船と岬の別れのシーンも印象的だが、酔客に絡まれながら芸をする踊り子の寂し気な笑顔でストップ・モーションというラストも切なく、哀しい。ヒロインを美しく撮っているという点で良質のプログラム・ピクチャーといえる。
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としごろ〈1973年〉
制作年:
当時“花の中三トリオ“と呼ばれた、山口百恵、桜田淳子、森昌子の3人。本作は森を主演に据えたアイドル青春映画。百恵をはじめ歌謡界から和田アキ子、石川さゆりらがサポート出演を務めている。バレーボール部の友達同士だった昌子と優子が中学校を卒業。昌子は母子家庭のために進学を諦めて工場に就職するが、優子は高校でバレーを続けることに。そんなある日、元同級生が心中事件を起こす。
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潮騒〈1975年〉
制作年:
伊勢湾口の歌島を舞台に、婿取りをするため父親に呼び戻された美しい少女と、漁師の少年の思春期の恋を描いた古典的ラブ・ストーリー。嵐の夜、ずぶ濡れになった百恵と友和が山小屋で互いに衣服を剥ぎ取り、裸で愛を確かめ合うシーンが話題になった。
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絶唱〈1975年〉
制作年:
戦前の、まだ封建的な風土の残る山陰地方を舞台に、大地主の息子と貧しくも美しい山番の娘の悲恋を描いた作品。大江賢次原作の3度目のリメイクで、1958年の小林旭、浅丘ルリ子、1966年の舟木一夫、和泉雅子に次いで、百恵=友和コンビが主演している。
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古都〈1980年〉
制作年:
スーパースター・山口百恵の引退記念作品として撮られた一編。片や裕福な呉服問屋に引き取られ、片や村の捨て子として育った双子の姉妹の、出会いと別れをしみじみと描く。京の老舗の生活のたたずまいに、市川崑監督らしい艶やかな美意識がにじむ。
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炎の舞
制作年:
戦地で傷を負い送還されてきた拓次と、献身的な看護で拓次との闘病生活を続ける妻・きよの。やがて再び、拓次のもとに召集令状が送られてくる。狂おしいまでの二人の愛の日々を描いた百恵・友和コンビの9作目。1964年の「執炎」のリメイク。
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エデンの海〈1976年〉
制作年:
海沿いの女子高を舞台に、赴任してきた若い青年教師と、勝気で反抗的な女生徒との交流を描く。山口百恵主演の文芸シリーズ4作目で、相手役が三浦友和から南条豊に変わった。1950年に鶴田浩二と藤田泰子で、1963年に高橋英樹と和泉雅子で映画化されている。
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霧の旗〈1977年版〉
制作年:
山口百恵=三浦友和コンビの第6作。松本清張原作の再映画化で、百恵の役は獄中で死んだ兄の復讐のため、三國連太郎扮する弁護士に近づくという、影ある女。彼女を愛する新聞記者を友和が演じている。百恵のキャラクターと役のイメージが重なり、演技的にも高く評価された作品。
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泥だらけの純情〈1977年〉
制作年:
大使を父に持つ財閥の一人娘と、ふと知り合った若いヤクザが恋に落ち、抗争に巻き込まれていく姿を描くアクション・タッチの純愛メロドラマ。1963年に吉永小百合、浜田光夫主演で映画化された作品のリメイク版で、百恵=友和コンビ6本目の出演作。
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ふりむけば愛
制作年:
百恵=友和コンビの出演8作目で、初のオリジナル作品。単調な生活から抜け出したいと願う一人の女の愛、裏切り、絶望、変身を描き、女の自立をうたっている。百恵=友和コンビ初のベッド・シーンが当時のマスコミで大いに話題になった。
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ホワイト・ラブ
制作年:
原案を公募して、製作された、百恵・友和コンビの第10作記念作品。それぞれに陰の部分を持つ若い男女が反発しながらも愛し合っていく姿を、スペイン・ロケを敢行して描いた青春メロドラマ。10作目にして初めて、山口百恵が等身大の現代の女性を演じる。
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