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相米慎二

相米慎二 出演映画作品

  • 夏の庭 The Friends〈4Kリマスター版〉

    夏の庭 The Friends〈4Kリマスター版〉

    制作年:2024年12月27日(金)公開

    世界各国で翻訳されている湯本香樹実の同名小説を映画化した『夏の庭 The Friends』を、4Kリマスター版で上映する。死に興味を持った少年たちが、ひとり暮らしの老人を張りこみ、親睦を深めていく。監督は、日本映画界に影響を与えた相米慎二。出演は三國連太郎、戸田菜穂、坂田直樹、王泰貴、牧野憲一、笑福亭鶴瓶、淡島千景ら。

  • お引越し〈4Kデジタルリマスター版〉

    お引越し〈4Kデジタルリマスター版〉

    制作年:2024年12月27日(金)公開

    第46回カンヌ国際映画祭“ある視点部門”に出品された、家族の変化に揺れる少女を描いた『お引越し』を4Kデジタルリマスター版で上映する。ひこ・田中の同名小説を基に、両親の別居をきっかけに、多感な小学6年生の少女の成長を映しだす。監督は、映画人に多大な影響を与えた相米慎二。出演は中井貴一、桜田淳子、田畑智子、笑福亭鶴瓶ら。

  • 台風クラブ〈4Kレストア版〉

    台風クラブ〈4Kレストア版〉

    制作年:2023年09月23日(土)公開

    第1回東京国際映画祭のヤングシネマ部門でグランプリに輝いた青春映画を、4Kレストア版として上映する。台風の接近で高ぶっていく中学生たちの行き場のない感情を描く。監督は『セーラー服と機関銃』の相米慎二。出演は三上祐一、紅林茂、松永敏行、工藤夕貴、大西結花ら。バービーボーイズの“暗闇でDANCE”などの挿入歌が物語を彩る。

  • 風花〈2000年〉

    風花〈2000年〉

    制作年:2001年01月27日(土)公開

    名匠、相米慎二が「あ、春」以来約2年ぶりに手がけた新作。小泉今日子と浅野忠信という魅力的な顔合わせで、人生の行き止まりにぶつかった男女の旅を哀感とともに描き出す。

  • あ、春

    制作年:1998年12月19日(土)公開

    招かれざる客の出現に揺れる家族のとまどいを描きながら、現代人の悲哀を浮き彫りに。せつなさを匂わせつつも、かすかに温かみを残す、相米慎二監督の優しい視点が印象深い。

  • かわいいひと

    制作年:1998年10月17日(土)公開

    “グリコポッキー“のCMの世界を発展させたファンタスティックな青春オムニバス。同CMを手掛けた相米慎二が総監督にあたり、3人の新人監督に演出を任せている。電話ボックスで出会いを果たしたティーンのカップル、恋人の不在中に謎の女に転がり込まれた営業マン、大好きな男の子の危機を察知した少女の物語が、若手アイドルのみずみずしい魅力とともに展開。第3話のヒロイン、吉川ひなのが連発する奔放なラブラブ演技が楽しい。

  • 夏の庭 The Friends

    制作年:

    神戸に住むサッカー少年の諄、メガネ小僧の河辺、デブの山下は、同じ学校に通う小学6年生の仲良し3人組。その夏、彼らは“人が死んだらどうなるか”という好奇心から、近所の“いかにも死にそうな”一人暮らしのおじいさんを見張ることを決めた。世捨て人のように暮らすその老人・傳法喜八は、初めこそ子供たちを邪険に扱うものの、次第に優しい素顔で接するようになる。子供らはゴミだらけの庭を片づけてコスモスを植え、廃虚のようだった家にきれいなペンキを塗った。4人はすっかり友達のようになり、おじいさんの哀しい戦争体験を聞き、別れた奥さんとの再会のために奔走するが……。「お引越し」に続いて、相米慎二が関西で撮ったキッズムービー。例によってオーディションで選ばれた3人の少年たちが、実にいきいきとした演技で笑わせ泣かせる。また子供らに随所で食われまくるものの、互角に渡り合う三國連太郎もさすが。

  • 魚影の群れ

    制作年:

    本州最北端、下北半島の漁港・大間を舞台に、ある一人の頑固な漁師を中心に展開される骨太の人間ドラマ。彼が男手一つで育てあげた娘と、一人前の漁師になろうとする青年との愛憎を軸に、家出した妻との再会など多彩なエピソードを盛り込んで描く。相米慎二監督がアイドル映画ではない、大人のドラマに初挑戦した作品で、巻頭の海辺の長回しから、撮る対象と粘り腰で格闘する相米ワールドに引きずり込まれる。オール・ロケで撮影されたマグロ漁の場面は、魚影を捕えてから釣り上げるまでが記録映画のようにリアルタイムで描かれていて、海の男のドラマに広がりを与えた。父に近親愛を抱く娘に扮した夏目が、全身にエモーションをたぎらせ熱演。サブ・エピソードながら家出妻・十朱の落ちぶれ役の好演も光る。DVDは「夏目雅子 出演名作集 DVD-BOX」に収録。

  • 雪の断章ー情熱ー

    制作年:

    二人の男に囲まれて育ったみなしごの少女が、殺人事件に巻き込まれ、大人になっていく姿を描く。冒頭での雪の降るセット内で主役の二人が出会う長い長いワンシーン・ワンカットは、相米演出の真骨頂で、そのパワーには驚くばかりである。

  • 光る女

    光る女

    制作年:

    鬼才・相米慎二が作り上げたファンタジー・ラブ・アクションとでも言うべき異色作。北海道から東京へ、かつての恋人を捜しにやって来た山男が、怪しげなクラブのオーナーに拾われ、そのクラブの歌姫と恋に落ちる。かつての恋人はオーナーの愛人になっており、彼女を廃人にされた山男はオーナーを殺し、やがて歌姫と結ばれるというもの。相米慎二らしい映像の飛躍が全編に見られる。船の上で歌う秋吉の『蘇州夜曲』が快く、印象的。プロレスラー・武藤の出演も話題になった。

  • ションベン・ライダー

    制作年:

    退屈な学校生活を送る3人の中学生、ジョジョ・辞書・ブルースの目の前で、ガキ大将・デブナガが誘拐されてしまった。デブナガの行方を追う3人はいつしか覚醒剤をめぐるヤクザの争いに巻き込まれてしまう。河合美智子、坂上忍らを使って相米慎二が撮った豪快な“ガキ映画”。冒頭の8分間にも及ぶワンシーン・ワンショットの大移動撮影は、3台のクレーンを用意し、カットを割らずにクレーンからクレーンへカメラを回しながら移し替えてのすさまじい現場だったという。またスタントマンを使わぬ役者酷使のアクションはケガ人続出の大迫力。

  • セーラー服と機関銃

    制作年:

    「翔んだカップル」で鮮烈なデビューを果たした相米慎二監督が、再び薬師丸ひろ子と組んで撮り上げた奇妙で痛快な一編。ひょんなことからヤクザの一家の組長にさせられてしまった高校生の女の子が、おっかなびっくり、そして少しずつ組長になりきっていくのだが……。幼さが消えて、次第に女っぽくなってきた薬師丸ひろ子の人気で映画は大ヒット。彼女がマシンガン片手に相手の暴力団の事務所に乗り込んで、弾丸の雨をまき散らし、うっとりした表情でつぶやく“カイカン……”という言葉が流行した。翌年の1982年には131分の完璧版が公開された。

  • 台風クラブ

    台風クラブ

    制作年:

    第1回東京国際映画祭のヤングシネマ部門で大賞を獲得した記念すべき作品。審査員として来日していた英国のプロデューサー、デヴィッド・パットナムやイタリアのベルナルド・ベルトルッチ監督らも興奮させたという折り紙つきの傑作。ディレクターズ・カンパニーのシナリオ募集コンクール準入選の脚本を「ションベン・ライダー」や「翔んだカップル」など少年少女の姿を鮮烈に描いた異才・相米慎二が演出した。東京近郊のある中学校に台風が接近。やり場のないいらだちを感じながら平凡な日々を送っていた中学生たちは、台風の接近とともにその感情をたかぶらせ、風雨にさらされた校舎はいつしか彼らの祭りの解放区に……。

  • 東京上空いらっしゃいませ

    東京上空いらっしゃいませ

    制作年:

    新人、榎祐平のオリジナル脚本を映画化したファンタジー。交通事故で死んでしまった新人モデルの女の子が、天国に行くのを嫌がり、幽霊のままこの世の生を謳歌しようとする。彼女のときめきとはかなさを溌刺と描いていく。主演の牧瀬里穂の伸び伸びとした好演をはじめ、彼女をかくまう中井貴一、二役を演じる笑福亭鶴瓶などキャストが充実。長回しショットが役者の肉体を躍動させていく相米演出の妙もうれしい。4人の歌手が別々に歌う『帰れない二人』が、主人公の心情を切々と表現する。クライマックスのジャズ・バーでのミュージカル的演奏シーンの映画的高揚など見どころも多彩だ。

  • ラブホテル

    ラブホテル

    制作年:

    相米慎二が監督した唯一のロマンポルノ。経営する会社が倒産し、妻をヤクザに犯されてしまう村木。身も心もボロボロになり、自殺を決意して、最後の金で女を買う。しかし、ホテルに呼んだ名美をいたぶる村木は、その官能的な姿勢に生きる希望を見出して、タクシー・ドライバーとして再起。2年後、再び名美と出会う……。相米流長回しが心地良いリズムを刻む、感度抜群の大人のメロドラマに仕上がった。山口百恵の『夜へ』をBGMに使った音楽的センスも光っている。

  • お引越し

    お引越し

    制作年:

    独創的な映像世界を開拓し続ける相米慎二の長編10作目。レンコは気の強い11歳の少女。彼女の両親はお互いの生活がかみ合わずに、離婚を前提とした別居を始める。はじめのうちは家が二つできたと喜んでいたレンコだが、自分勝手なことばかり言って、いがみ合う両親の姿を見ているうちに納得できないものを感じるようになる。家族の絆をとり戻そうと、以前行ったことのある琵琶湖畔への旅行に両親を無理矢理連れ出したレンコは、父母の間の溝の深さを思い知るが……。撮影に「クッキー・フォーチュン」「アフターグロウ」などアメリカ映画界で活躍するカメラマン、栗田豊通を迎えたことで画面もより厚みを増し、これまで以上の完成度を持った相米ワールドが展開する。特にラスト近くで祭りの中を少女がさまよう幻想的ともいえるシーンの美しさは圧倒的。またレンコ役の田畑智子の、新人離れした自然な演技と存在感にも注目したい。

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