
チュウ・シュイ
チュウ・シュイ 出演映画作品
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變臉〈へんめん〉 この櫂に手をそえて
制作年:1997年5月17日(土)公開
「古井戸」で第2回東京国際映画祭グランプリを受賞したウー・ティエンミンが、9年ぶりに手掛けた感動作。1920年代の中国。瞬時に次々と面を変える“變臉の技“で人気の老芸人がいた。芸は男の子にしか受け継いではならないため、跡取りのいない彼はそのことを案じている。そんなある日、子供の売買が行れている場所で、彼は熱心に自分を見つめる男の子を買い取る。老芸人を“おじいさん“と言って慕い、懸命に芸を覚える少年との間に強い絆が芽生えた時、少年が女の子だったことが発覚する。絶望した老芸人は、涙ながらに許しを請う少女を手放すことにするのだが……。混乱の時代の中で、肉親を越えた深い絆で結ばれていく老芸人と少女の交流と、ひたむきな姿が胸を打つ。
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心の香り
制作年:
中国映画界でチェン・カイコー、チャン・イーモウ以来の大型新人といわれたスン・チョウ監督の作品。両親の離婚騒ぎのために、まだ会ったこともない遠い町の母方の祖父の家に預けられることになった京劇役者の少年と、今は引退して年金生活を送る京劇の名優であった孤高な祖父、そして二人をとりまく町の人々との心の交流を優しい視点で綴っていく。広東の街のたたずまい、京劇や仏教の信仰など伝統的なものを背景に絡めながら現在の中国に暮らす人々の生の姿を、静謐かつ繊細な映像のなかに叙情的に、しかも生き生きと浮かびあがらせている。
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こころの湯
制作年:
【人間同士の触れ合いを見つめ直す素朴な家族劇】 「スパイシー・ラブスープ」の新鋭チャン・ヤンが手がけた監督第2作。再開発が進む北京の下町を舞台に、取り壊しが決まった銭湯の主人とその息子たちの絆をハートフルに描き上げる。
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王様の漢方
制作年:
【疲れた心と体によく効く(?)癒し系エンターテインメント】 心と体の悩みを抱える日本人の中国旅行を描きながら、漢方の奥義を語った異色の人間ドラマ。健康の秘訣の紹介はもちろん、万里の長城をバックにした雄大で美しい映像も癒しの効果抜群!?
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鼓書芸人
制作年:
一人が弦楽器で伴奏し、一人が太鼓を打ちながら物語を歌う、という二人組の大衆芸“鼓書“。日本の侵略時代だった1938~45年にかけての重慶を舞台に、その鼓書芸人として生きる父親と娘の悲哀の生涯を描いた作品。藍色の色調、終始霧に包まれた重慶の街など、画面から醸し出す独特の重圧感は、チュアンチュアン作品ならではだ。
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胡同〈フートン〉模様
制作年:
文革の波押し寄せる1970年代四川省の田舎町。工芸美術屋を営むインテリの司馬、古着屋で暴利を得たとされる春娟、酔ってデモ行進を妨害した肉屋の牛三の3人は、ともに文革の犠牲となり学習班に入れられる。日ごろ反目し合っていた3人だが、この逆境のなか次第に協力し合うようになり……。「芙蓉鎮」にも似た文革批判ものだが、本作の方が先に発表された。
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