ハーヴェイ・カイテル
ハーヴェイ・カイテルの詳細情報・プロフィール
- 生年月日
- 1939/5/13
- 出身地
- アメリカ/ニューヨーク州
- 活動期間
- 1965年 -
- 詳細
- 「kissingジェシカ」のヒロインに「醜いけど、セクシー」と評された、悪役系のクシャ顔コワモテおじさんだが男の色気プンプンの、圧倒的な個性と演技力で強烈な存在感を放つ国際的名優。 そんな彼も、子供の頃は吃音に苦しんだという。16歳で学校を止め、海兵隊に入隊。除隊後は婦人靴のセールスをやったり、マンハッタン刑務所で速記係を1 年間務めていたが、友人の影響で俳優を志すように。何度も挑戦した末にアクターズ・スタジオに入学が許可され、名指導者ステラ・アドラーやリー・ストラスバーグに師事する。オフ・ブロードウェイの舞台を経験した後、68年に新聞広告で知った学生映画にNYのイタリア系アメリカ人役で主演を果たすが、これはマーティン・スコセッシ監督の長編第一作「ドアをノックするのは誰?」だった。以後、「ミーン・ストリート」(73)、「アリスの恋」(74)、「タクシー・ドライバー」(76)、「最後の誘惑」(88)と、スコセッシ作品の常連となる。また、アメリカ映画にとどまらず、リドリー・スコットの監督デビュー作「デュエリスト/決闘者」(77)、ニコラス・ローグ監督の「ジェラシー」(79)、ベルトラン・タヴェルニエ監督の「SFデス・ブロードキャスト」(8 )、リナ・ウェルトミューラー監督の「殺意の絆」(85)、ダミアーノ・ダミアーニ監督の「インクアイリー/審問」(87)など、早くから積極的にヨーロッパの優れた監督たちと仕事をした。しかしアメリカでは、共演者をも恐れさせた迫真の演技で暴力男を演じた「ミーン・ストリート」以来、そのイメージがつきまとうステレオタイプな役を繰り返し、ユダ役で挑んだ問題作「最後の誘惑」ではラジー賞にもノミネートされて、しばらく低迷する時期もあったが、「バグジー」(91)で“ラスベガスを作った男バグジー”に扮したウォーレン・ベイテイの相棒役を演じて、アカデミー助演男優賞に初ノミネート。また、無名の新人監督クウェンティン・タランティーノの才能を確信して共同製作にも名乗りを上げた「レザボア・ドッグス」(92)にMr.ホワイト役で出演、その圧倒的な演技が大きな賞賛を呼んだ。続いて、アベル・フェラーラ監督作「バッド・ルーテナント」(92)で鍛え上げた全裸も披露し、究極の悪徳刑事を熱演。そして、ジェーン・カンピオン監督の傑作「ピアノ・レッスン」(93)ではホリー・ハンター演じる失語症の女性の心身を解放する、無知で粗野だがセクシーなマオリ族の男役で深みのある演技を見せ、オーストラリア映画協会主演男優賞を受賞。「パルプ・フィクション」(94)のクールな死体掃除人役も忘れ難い。ポール・オースター脚本の秀作「スモーク」(95)とそのサイドストーリー「ブルー・イン・ザ・フェイス」(95)でもウィットとペーソスに満ちた味わい深い名演技が絶賛され、また、テオ・アンゲロプロス監督の美しい抒情詩「ユリシーズの瞳」(95)では抑制された演技で深い余韻を残し、演技派としての名声を確立した。「ルル・オン・ザ・ブリッジ」(98)の恋する男や、おバカコメディ「リトル・ニッキー」( )での全身が溶けてしまう間抜けなサタン役なども新鮮。「レッド・ドラゴン」( 2)のように、脇に回って若手俳優を引き立てることも多く、アメリカで最も若手監督・俳優らに尊敬されている役者の一人だ。製作会社「ザ・ゴーツシンガーズ」を所有し、SS軍曹役で出演もしている「灰色の記憶」( 1)のような秀作インディーズ映画を積極的にプロデュースしている。 私生活では、女優ロレイン・ブラッコと、82年から93年まで同棲して子供ももうけたが破局。女優アンディ・マクダウェルと交際していたこともあるが、 1年にトロント国際映画祭でイスラエル人の脚本家ダフナ・カストナーと出会い、その3週間後にスピード結婚、 4年には息子が誕生している。それ以前に交際していた陶芸家の女性との間にも息子がいる。
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活動内容
1965年:舞台デビュー
1967年:映画デビュー - 引用元リンク
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制作年:
「ハーヴェイ・カイテル」に関するFAQ
Q.ハーヴェイ・カイテルの生年月日は?
A.1939/5/13
Q.ハーヴェイ・カイテルの出身地は?
A.アメリカ/ニューヨーク州
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