桐生一馬役・宇野結也、舞台『龍が如く』見どころは“筋肉”「“龍”を背負わせていただくので、半年前から筋トレ」
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舞台『龍が如く』‐神室町八犬伝‐が8月21日より東京・シアターHにて開幕。公演に先駆けて、公開ゲネプロが行われた。ゲネプロ前に行われた囲み取材には、宇野結也(桐生一馬役)、菊池修司(真島吾朗役)、里中将道 (錦山彰役)、 桜庭大翔(冴島大河役)が登壇し、公演の成功を誓った。
【動画】キャスト陣の筋肉についてアツく語る!舞台『龍が如く』囲み取材ムービー
『龍が如く』は、巨大歓楽街に生きる男たちの人間模様を描いたドラマチックアドベンチャーゲーム。今回の公演では、シリーズ20周年を記念して実施された「キャラクター総選挙」で選ばれた上位10名のキャラクターが登場し、相まみえることのなかった人々が交わりあう、シリーズ間を超えたオリジナルストーリーを展開する。
取材の場で宇野は「桐生一馬という役を背負うことにプレッシャーを感じていた部分もありますが、みんなで稽古を重ねて作ってきましたので、絶対に楽しんでいただける作品になっています。試行錯誤を重ね、原作が好きな方にも、初めてご覧になる方にも、どうやったら作品が響くのかを一番に考えて作ってきました。この作品が舞台化されること、この役を任せてもらえること、心から感謝しています」と、熱をもって思いの丈を言葉にした。
続いて菊池は「真島吾朗という魅力のあるキャラクターを演じるのはプレッシャーもありました。彼らの思いの強さや生き様を表現すべく、みんなで精いっぱい頑張ってきました。舞台は生です。魂を背負ったキャラクターたちが熱く殴り合う、息をのむような展開を楽しんで」と、集まった人々にアピールした。
また、里中は「素敵なカンパニーで作り上げたオリジナルストーリー、とっても熱い作品になっています! アクションはもちろん、原作での名シーンもちりばめられていますので、きっとゲームの中に入り込んだような感覚で楽しんでいただけます。“生身の人間”が届ける熱い戦いを存分に楽しんでください」と、没入感のある体験になるはずだとコメント。
そして桜庭は、「僕も『龍が如く』のいちプレイヤーとして、とても楽しい稽古期間を送りました。作中のアクションを観ていただければ、ボクシングっぽい構え、大振りの拳など、プレイしたことがある方なら“あの動き?”、“あのコンボ!?”と、思い出すのでは。キャスト一人ひとりがキャラクターを研究し、演出家の方をはじめみんなで作り上げてきました。原作に負けない熱さをもって頑張ってきたので、ぜひご堪能ください!」と、原作ファンならではの鑑賞ポイントを紹介した。
また、本番に向けアクションや筋トレにも励んできたと話す4人。特に桜庭は各人の筋肉の仕上がりが注目ポイントだと話し、劇中で筋肉が露わになるキャストも、そうでないキャストも含め「みんな筋肉がすごい!」と宣言。特に宇野は「桐生一馬として、“龍”を背負わせていただくので、それに見合う体になるように半年前から筋トレを頑張ってきました」と明かすが「(桜庭)大翔さんの体が凄すぎて、近くにいると全然目立たない(笑)」と笑いを誘っていた。
物語の舞台となるのは、1995年の神室町。目覚めた桐生一馬(宇野結也)には記憶がないが、突然に襲ってきた奴らを、体に染みついた動きでなぎ倒していく。そこに加勢するのは錦山彰(里中将道)。やがて、実はここは“まやかしの神室町”であることが判明。神室町を元に戻し、ひいては世界を救うために、さまざまな時代から集められた人々とともに、激しい戦いに身を投じていくことになる。
本作の大きな見どころは、なんと言っても生身のキャスト陣が繰り広げる圧倒的な迫力のアクション。ステージを囲むパネルにはゲーム画面を思わせる視覚効果が投影され、重低音と電子音が響く音響演出、各キャラクターのバックグラウンドに合ったストーリー展開など、原作ファンがワクワクするような演出が盛りだくさんに用意されている。
だが、表現の軸にあるのはあくまでキャストの肉体美とアクションだ。刀やドス、バットといった多彩な業物を駆使した殺陣はもちろん、マンホールやカラーコーン、自転車までもが乱闘の道具と化す神室町らしい泥臭いバトルは圧巻の一言だ。敵との戦いにとどまらず、主要キャスト同士による激しい乱闘シーンも用意されており、息をのむような迫力となっていた。そんな中、宇野演じる桐生が己の拳ひとつで突き進む姿には、どこまでも不器用で男気あふれる佇まいが宿っていた。
また、劇中ではアクションの爽快感のみならず、男たちが抱えるドラマも丁寧に描写される。本来なら交わるはずのなかったキャラクターたちが集い、会話を交わす中で、それぞれが守りたいものや背負っているトラウマ、過去との葛藤が浮かび上がっていく。キャスト陣が役に吹き込んだ熱量によって、一人ひとりの生き様や美学が鮮明に刻まれていく展開は見ごたえ十分だ。
ド迫力のアクションや時空を超えた豪華キャラクター陣の共演という「お祭り感」を備えながらも、鮮烈な印象を残したのは「男の背中」。自らが信じる熱意のもと、本気の戦いに身を投じていく男の背中の美学が観る者の胸に焼き付けられる。背中で語る男たちの生き様を、ぜひ劇場で堪能してほしい。
(取材・文:宮崎新之)
舞台『龍が如く』‐神室町八犬伝‐は、8月30日まで東京・シアターHにて上演中。
【公演概要】
舞台『龍が如く』-神室町八犬伝-
◆演出:西田大輔
◆脚本:米山和仁
◆出演
桐生一馬:宇野結也
真島吾朗:菊池修司
春日一番:加藤将
錦山彰:里中将道
冴島大河:桜庭大翔
堂島大吾:松村龍之介
エリック・トミザワ:山田ジェームス武
東徹:塩田康平
峯義孝:砂川脩弥
杉浦文也:湊丈瑠
???:加藤靖久
◆日程・会場:8月21日~30日東京・シアターH
【公式サイト】https://www.marv.jp/special/ryu-ga-gotoku-stage/
【公式X】@ryugagotoku_st