大高洋夫×長野里美 解散から15年「第三舞台」はいつでも当時に戻れる関係「やっぱり他の方たちとは違います」
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――皆さん、お互いにどんな期待を持たれていますか?
大高:そんな大層なもんじゃないですよ。楽しくやりたいっていうだけのことだから。
長野:前の「第三舞台」じゃないってことだけはしっかりあって、何よりも鴻上さんが、棘が取れて丸くなってますし。みんなも言ってるようですよ。前の鴻上さんと違って丸くなってるって。
(左から)長野里美、大高洋夫
大高:でも鴻上を弁護するわけじゃないけど、2001年の10年間封印公演(『ファントム・ペイン』)の時だって、怖かった?
長野:威圧的じゃないんだけど、なんとなく言葉の端々ににじみ出るものが、ずっとあったの。それで、『ファントム・ペイン』に出た時に、ちょっと私も「こうなんじゃないですか」とか言って反撃してみたりして。鴻上さんとの関係はそこでちょっと一新できたんです。
大高:まあ、1981年から91年ぐらいまでは、みんなとても怒られてましたね。
長野:大高さんはそうでもなかったですよ。やっぱり創立メンバーだし、鴻上さんに頼られているところがあって。私なんかは雑巾のように激しく言い捨てられてましたから。
大高:でもさとちゃんは昔から主張していたよ。エピソード1個思い出した。『朝日のような夕日をつれて』の91年のバージョンがあるんですけど、その前の『ビー・ヒア・ナウ』千秋楽の最後に、鴻上が『朝日~』の公演予告をやったんです。5つのライトの中に僕らが入って、そこにさとちゃんもいて。
(左から)長野里美、大高洋夫
――『朝日のような夕日をつれて』は男性キャストだけの公演ですよね。
大高:そう。だけど、予告にだけさとちゃんも出たんです。「エンド・オブ・エイジア」がかかって、さとちゃんがパッて映ると、もうお客さんは、狂喜乱舞するわけですよ。それで『朝日~』の97のときにも、予告をやりたいって鴻上が言ったんです。でもさとちゃんが「いやです」って。
長野:いやですと言ったのは覚えてないですけど。でもじゃあ、昔から私、結構主張してたんですね(笑)。
■解散から15年、いつでも当時に戻れる関係
【公演概要】
「第三舞台2026」『パレイドリア』
8月9日〜30日 東京都 紀伊國屋ホール
9月4日〜6日 大阪府 サンケイホールブリーゼ
9月19日 新潟県 新潟県民会館 大ホール
9月23日 愛媛県 新居浜市市民文化センター 大ホール
9月26日・27日 福岡県 J:COM北九州芸術劇場 大ホール
■作・演出
鴻上尚史
■キャスト
大高洋夫/小須田康人/長野里美/山下裕子/中山優馬/飯窪春菜/小松準弥/安西慎太郎/渡辺芳博/内田智大/大城智哉
映像出演…筒井真理子