井桁弘恵、やりたいことを絞らずチャレンジし続けた20代 周囲の声に負けず重ねた経験が強みに
抜群の好感度でバラエティー番組やモデル業はもちろん、近年は俳優として映画やドラマに出演し主演を務めるなど活躍のフィールドを広げている井桁弘恵。この秋、さらなるチャレンジとして、舞台『SWAN-Ballet cross Reading-』で主人公・聖真澄という大役に挑む。幼少期にバレエを習っていたという井桁に、本作に注ぐ意気込みや、来年迎える30歳への思いを聞いた。
【写真】ひまわりのような笑顔がかわいすぎ! 井桁弘恵、撮りおろしショット
◆上手いとは何かというのが決められないからこそ人はバレエに魅了される
1976年に連載を開始し、半世紀にわたり愛されてきた有吉京子によるバレエ漫画『SWAN-白鳥-』を原作とする本作。シリーズ累計発行部数2200万部の大ベストセラー、バレエ漫画の金字塔を、連載開始50年の記念の年にバレエ×リーディングのコラボレーションで舞台化する。
リーディングキャストには井桁のほか、村川絵梨、東啓介、西野遼、福士誠治ら実力派が集結。バレエキャストでは、井桁が演じる真澄役を飯島望未、塩谷綾菜、柴山紗帆の3人が担当するなど、日本を代表するバレエダンサーが本作を華麗に彩る。
――本作出演オファーを聞かれた時のお気持ちはいかがでしたか?
井桁:原作を読ませていただき、情熱にあふれた作品だなと思いました。バレエってどこか別世界というか、身近な存在ではない感じがあると思うのですが、作品の中でもがいている登場人物たちの悩みや心で燃え上がる気持ちには共感できるところがたくさんあって。10代だからこそ将来にもがく感じや、相手が気になる感じ、そういうところには懐かしく感じる部分もありました。すごく面白いなと思いましたし、バレエを好きな方はもちろん、そうでない方にも届けたいと思える、力強い作品だなという印象を抱きました。
――リーディングは初挑戦ですが、稽古の感触はいかがですか?
井桁:リーディングは、逆に文字を追う怖さがあります。本を持っていることで体の表現が狭まり、声色と表情だけで表現することになるのでそこが難しいです。初めての経験なので、なんとか頑張りたいなと思います。

――井桁さんもバレエをやられていたとか。バレエの魅力はどんなところにあると思われますか?
井桁:私は先に習っていた姉に憧れて3歳から12歳まで9年間やっていました。コンクールとかそういうレベルじゃなかったんですけど、でもやっぱりバレエがすごく大好きで。バレエの体の作り、普通ではないこのオープンに体を開放して踊ることの異次元感は本当に芸術ですよね。体1つでそこまでの芸術を作り出してしまうんだ!って。そこに対して妥協することなく、徹底的に極限のその先まで突き詰めるところがバレエの魅力だと思います。
あとは昔からある同じ音楽、同じ作品を踊り継いでいくことにもすごく歴史を感じます。私も小さいころ「くるみ割り人形」を観て、「うわ!これやりたい!!」と思いましたし、今あの曲を聴いてもすごくワクワクします。
バレエはどれだけ体が柔らかくて、どれだけ跳べても、観る人はそこよりも何か別のところに魅力を感じる。技術とかではなく、上手いとは何かというのが決められないからこそ人はバレエに魅了されていくんだろうなとも思います。
◆自身は俯瞰型なタイプ 主人公の真っすぐな熱さにあこがれも
【公演概要】
『SWAN-Ballet cross Reading-』
9月9日~16日:東京・新国立劇場 中劇場
◆原作
有吉京子「SWAN-白鳥ー」(平凡社刊)
◆脚本・演出
小林香
◆バレエ監修・振付
福田圭吾
◆振付・ステージング
大野幸人
◆音楽監督・作曲・編曲
大貫祐一郎
◆バレエ音楽監修・録音指揮
井田勝大
◆出演
【リーディングキャスト】
井桁弘恵
村川絵梨
東啓介
西野遼
福士誠治
【バレエキャスト】
秋元康臣
厚地康雄
飯島望未
今井智也(谷桃子バレエ団)
菊地研
木村優里(新国立劇場バレエ団)
塩谷綾菜(スターダンサーズ・バレエ団)
柴山紗帆(新国立劇場バレエ団)
関野海斗
中島瑞生(新国立劇場バレエ団)
中野伶美
成田紗弥
宮内浩之
山田夏生
米沢唯(新国立劇場バレエ団)
渡邊峻郁(新国立劇場バレエ団)
倉永美沙(サンフランシスコ・バレエ団)
佐久間奈緒
中村祥子
【公式サイト】https://swan-balletcrossreading.com
【公式X】@SWAN_BxR