貴城けい&田野聖子の“役の交換”に注目! 舞台『マリア・シュトゥアルト』10月~上演
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貴城けい、田野聖子らが出演する舞台『マリア・シュトゥアルト』が、10月28~30日と11月10~13日、東京・光が丘のIMAホールにて上演される。原作はフリードリヒ・フォン・シラー。上演台本・演出を中原和樹が手がける。
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スコットランドの元女王マリア・ステュアートと、イングランドの女王エリザベス1世。史実では一度も会うことのなかった2人の女王を、シラーは戯曲の中で対面させた。
舞台に現れるのは、2人の女性俳優、語り手、そして道化。開演前、語り手は観客に語りかける。自分はこの物語の「操り手」であり「演出家」であると。けれど、女王たちを操るのは自分ひとりではない――世間であり、社会であり、「皆さんも、入っています」。
スコットランドの元女王マリア・ステュアートは、イングランドに逃れた末、女王エリザベス1世の命により、19年もの間幽閉されている。エリザベス暗殺計画への関与を問われ、死刑判決を受けたマリア。その命は、エリザベスの署名ひとつに委ねられていた。
同じ島に生きる、2人の女王。正統な血筋と美貌を持ちながら全てを失ったマリアと、玉座に在りながら、その正統性への不安にさいなまれ続けるエリザベス。互いの存在そのものが、互いを脅かす。そしてフォザリンゲイ城の庭園で、史実にはない「対面」が訪れる。
誇りを懸けてぶつかり合う二人の女王。その瞬間を境に、2人の女性俳優は役を入れ替える。とらわれていた者が裁く側に、裁いていた者がとらわれる側に。処刑台へ向かうマリアは、罪を告白し、魂の自由を手にする。玉座に残されたエリザベスは、勝者でありながら、たったひとり取り残される。地上の勝者と、精神の勝者。王冠はひとつ。けれど、本当に戴冠していたのは、どちらの女王だったのか─。
本公演最大の挑戦は、2人の女性俳優による「役の交換」。前半、貴城けいは処刑を待つとらわれの女王マリア・シュトゥアルトを、田野聖子は玉座に君臨するエリザベス一世を生きる。だが、史実には存在しなかった2人の女王の「対面」を境に、舞台は反転する。後半、貴城は王冠の孤独を抱えるエリザベスを、田野は死へと歩むことで自由を得るマリアを演じ直す。勝者と敗者、権力と信仰、ひとつの運命の表と裏を、2人がその身体で入れ替わりながら照らし出す。
それぞれの女王を導き、操り、時に観客をも巻き込む語り手には、豊原功補と堀部圭亮(ダブルキャスト)、道化役として舟木健がそこに交わる。
舞台『マリア・シュトゥアルト』は、10月28~30日と11月10~13日、東京・光が丘のIMAホールにて上演(全10回公演)。
【公演概要】
『マリア・シュトゥアルト』
10月28日~30日、11月10日~13日:東京・IMAホール
◆原作
フリードリヒ・フォン・シラー
◆上演台本・演出
中原和樹
◆出演
貴城けい/田野聖子
舟木健
豊原功補・堀部圭亮(Wキャスト)
【公式サイト】https://m-s-stage.com
【公式X】@mari_eliza_st