『はたらく細胞』が歌舞伎に! 白血球役に片岡愛之助 関口メンディー・市川中車ら出演へ
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■ 関口メンディー
「人生って何が起こるか分からないなぁ」
今作のオファーを頂いた日の夜、ぼんやりと考えながら湯船に浸かり、天井を見つめていた時のことを今も鮮明に覚えています。まさか自分が歌舞伎の舞台に立つ日が来るとは、夢にも思っておりませんでしたが、短い一生で、表現者として、このような舞台に立てる人はどれくらいいるのだろうか、と考えただけでもお断りする理由は見当たりませんでした。
片岡愛之助さんをはじめ、市川中車さんなど素晴らしい役者の皆様方と同じ舞台に立てることも本当に光栄です。
『はたらく細胞』は原作・映画共に大好きな作品でもあります。いちファンとして『はたらく細胞』が歌舞伎によって、どう表現されていくのか楽しみですし、作品の一部になれることを大変嬉しく思います。
僕も歌舞伎が好きで何度も観に行っていますので、数ヶ月のお稽古で皆さんと同じように...とは口が裂けても言うことはできません。それでも歌舞伎の舞台に立たせて頂くからには、伝統と歴史に敬意を払いながら、死に物狂いで喰らいつき、最高の舞台をお届けできますよう、努めて参ります。
■市川中車
普段我々は意識していないが、その心臓というやつは何十年も休みもせず何億回の鼓動を続けているのだろう。そして我々は目の前にある空気とやらを吸って、代わりに息を吐く。その精巧な繰り返しを「人生」として天は創り給うた。これを我々は「宇宙」と呼ばずして何と呼べばいいのだろう。
人間の肉体はその7割が水で出来ているというのだけでも驚くのに、量子力学の世界で分解すれば、我々の肉体は、原子核の遥か遠くの周囲をポツンと電子たちが飛び回って振動しているだけの、実はスカスカの結合体なのだ。
その奇跡をこの度、歌舞伎で再現する。まさに宇宙を我々は描く。壮大にならないはずがない。
【公演概要】
スクランブル歌舞伎『はたらく細胞』
2027年4月 東京・新橋演舞場
<出演>
片岡愛之助 中村壱太郎 石川凌雅 関口メンディー 市川中車 他
<スタッフ>
原作:清水茜『はたらく細胞』(講談社「月刊少年シリウス」所載)
脚本・演出:横内謙介
製作:松竹株式会社