『ユニコーンに乗って』最終回直前で急展開! “須崎”杉野遥亮が結ばれる可能性も?
■功の決断により、佐奈との恋に急展開?
また、第9話では須崎の人生の選択も描かれた。父の会社が顧客情報流出トラブルに見舞われたことを知った須崎は、スタートアップ企業が開発したセキュリティーシステムの導入を提案する。しかし「実績のないスタートアップだからダメだ」と聞く耳を持ってもらえない。
須崎の父もまた、“現状維持バイアス”に陥っていたのだ。新たなものを取り入れて失敗するくらいなら、昔ながらの方法でどうにかしてみせる。須崎は、旧態依然とした大企業のやり方に、もどかしさを感じてしまう。
栗木次郎(前原滉)&須崎功(杉野遥亮) 『ユニコーンに乗って』第9話より (C)TBS/撮影:加藤春日
だが、この顧客情報流出トラブルがきっかけで、彼は“夢”を見つけた。父の会社で、大企業とスタートアップ企業をつなぐ架け橋になる。今までは、佐奈の夢を自分の夢だと思って生きてきたが、須崎にしか歩めない須崎ならではの道を選択することができた。
となると、佐奈と須崎はビジネスパートナーではなくなり、社内恋愛禁止のルールも適用されなくなる。小鳥が佐奈を好きになる可能性はなさそうだし、当て馬だと思われていた須崎が、最終的に結ばれるルートも出てくるかもしれない。SNS上では、「佐奈と功くんのハッピーエンドを期待して良さそうな感じかな」「2人が結ばれて欲しい」「小鳥さんも素敵だけど、功と結ばれてほしいよ」と2人の恋を後押しする声が多く上がっている。
成川佐奈(永野芽郁)を抱きしめる須崎功(杉野遥亮) 『ユニコーンに乗って』第9話より (C)TBS/撮影:加藤春日
ラブコメ枠と言われている火10に放送されているわりには、恋愛要素が少なめだった『ユニコーンに乗って』。最終的に、恋ではなく仕事を選ぶヒロインを見てみたい気持ちもあるが、須崎がお別れを言うために手を広げた時、佐奈は一瞬戸惑ったような表情を浮かべていた。それは、やはり異性として意識しているからなのだろうか。恋愛禁止ルールが適用されなくなった二人の選択を、最後まで見守っていきたい。