『夕暮れに、手をつなぐ』“葉月”黒羽麻璃央がかっこいい! スマートさは“大人の男”そのもの
広瀬すず×永瀬廉で送る青春ラブストーリー『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系/毎週火曜22時)。2月14日(火)に放送された第5話は、浅葱空豆(広瀬)と海野音(永瀬)の“正しい距離”に、「切なすぎ」との声が集まった。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください
【写真】窓際に腰掛ける姿も美しい永瀬廉
■空豆&音の“90度の距離”が切ない
「空豆、あんたはデザイナーになるんだよ」
信頼している人からの“言霊”って、夢を追いかける勇気をくれる。空豆は、雪平響子(夏木マリ)のアシストにより、高級有名ブランド「アンダーソニア」の一員として働き始めることに。
そんな空豆に影響を受けて、音もだんだんと変わっていく。これまでは、磯部真紀子(松本若菜)の言いなりだったのに、「この曲は、勝負の曲なんです。素人には歌わせたくない」と自己主張できるようになったのだから、すごい。
浅葱空豆(広瀬すず) (C)TBS
なんだか、二人の姿を見ていると、きょうだいのようだなぁと思う瞬間がある。「あいつには、負けたくない」という気持ちで頑張るけれど、心のどこかでは相手の幸せを願っている。そんな深い愛が、二人の間には存在しているのだ。
だからだろうか。23歳の男女なのに、隣で眠っていても色気がない。眠っている横に、空豆がスッと近づいてきても、音は「怖い夢でも見た?」なんて受け止めてあげる。
「コタツの90度が、僕たちの距離。僕は、空豆に甘えられながら、バリアを張られているような気がした。私たちは、恋愛にはならないよって」
遠すぎると、相手のことを意識している感じがするし、近づくのもなんだかあざとい。たしかに、“90度の距離”というのは、空豆と音の関係を最も的確に表している。
浅葱空豆(広瀬すず)&海野音(永瀬廉) (C)TBS
ただ、空豆は、本当に“私たちは、恋愛にはならないよ”と思っているのだろうか。はたから見ている限りでは、恋愛に進展することが、小っ恥ずかしいだけのような気がしてしまう。きょうだいのような、幼なじみのような関係を壊すのって、かなりの勇気がいるものだ。
この空豆と音の“90度の距離”には、「お互い好きなのに距離を縮めてはいけないと思っていて切ない」「音くん、空豆との距離詰めていいと思うよ」「二人の正しい距離がせつなすぎて…」などの声が上がっていた。
次ページ:黒羽麻璃央演じる葉月心がかっこいい!