レペゼンフォックスが“アーティスト”にこだわる理由 「この先YouTubeは盛り上がりに欠けてくる」
■YouTube引退発表の“本音”
「YouTuberって、10年前は誰もなりたい職業じゃなかったし、みんなバカにしてたじゃないですか。それが5年くらい前から『おやおや』ってなって、3年前ぐらいから『小学生がなりたい職業ランキング』で1位になってきましたよね。でも、10年後、そのランキングにYouTuberがいるかは分からない。TikTokerかもしれない。盛り上がっている時にたまたま僕たちはYouTubeをやったけど、多分この先、シンプルにYouTubeは盛り上がりに欠けてくると思うんです。でも、アーティストは5年前からも10年前からもずっと変わらない」
DJ社長
「僕はアーティストとして売れるためなら、なんでもやるっていう気持ちで、YouTubeやTwitter、生配信、格闘技までやってきました。でも、もうYouTubeの力は十分借り切ったんで、これ以上続けても、アーティストとして上に上がることはないかなってふと思ったんです。もうみんな見てるでしょって。YouTubeでできることは、もうやりきりました」
真っすぐな目で、YouTubeへの思いを語るDJ社長。その一方で、海外進出を果たしたことで、「日本に戻ってきて」や「昔みたいな動画更新して」という声もあり、ファンが離れていったことも事実だと話す。だからこそ、2023年は「アーティストとして結果を出す」ことにこだわるようだ。
「結局俺たちが海外で結果を出せていたら、そういうことは言われなかったと思うんです。結局、面白い動画で汚いことや、わちゃわちゃやってるのって、いつでも誰でもできるんですけど、海外で挑戦して結果残すって、なかなかできないこと。だからこそ、ファンに悲しい思いさせる分、2023年はちゃんと結果出して、『やっぱ応援しててよかった』って思えるような存在なります」
(左から)DJ脇、DJ社長、DJ銀太、DJまる
DJ社長の固い決意に、深くうなずくDJ銀太、DJまる、DJ脇の三人。その様子は、全員の心に大きな炎がともっているようだった。2023年もきっと、その熱い炎はメラメラと大きく燃え続けるのだろう。