最適な「冬の部屋干し」をプロが伝授! “乾かない”や“生乾き臭”を解決
■部屋干しで気になる“生乾き臭”の原因は?
生乾き臭が発生してしまうのは、洗濯の時に落としきれなかったわずかな“汚れ”が化学的に変化したり、“菌”による作用を受けたりするのが原因。乾きづらい冬の季節は、干す時間が長く、“菌”が増殖しやすくなるそうです。
部屋干し臭対策のポイントは、消臭、抗菌、除菌。洗濯物に付着した菌の増殖を抑制する洗剤で洗うなど、菌を意識した洗剤選びが重要だといいます。
また特にニオイが気になる衣類やタオルは、“つけおき洗い”をしましょう。洗面器や洗濯おけに衣類が浸る程度のぬるま湯と酸素系漂白剤を入れ、30分から2時間程度つけおきます。最後に抗菌洗剤を使って洗濯機で洗えば効果的だそうです。
■冬の部屋干しに最適な場所はどこ?
これらを踏まえて、冬の部屋干しに最適な場所も伝授。“夜洗濯”の場合は、リビングなど暖房をかけている部屋に干すのが正解で、室温が高い部屋に干すことによって、乾燥スピードが上がり、部屋干し臭の発生も抑制できます。
一方、“日中の部屋干し”では1番日の当たる部屋を選びましょう。日差しがたっぷり入る部屋のほうが室温が上がりやすく、洗濯物も早く乾くそうです。
■結露にも注意
冬の部屋干しは、暖房などの関係で結露が発生しやすいため、こまめに換気をすることを推奨しています。また、吸気口の掃除や、結露対策グッズを活用することも、結露対策に有効です。