5人に1人が“生乾き臭”を「いつも感じている」! 悪臭発生させない部屋干しの基本は“5時間以内”
■“生乾き臭が気になる洗濯物”はタオル類がトップ
“生乾き臭が気になる洗濯物”はタオル類がトップに
次に、“生乾き臭が気になる洗濯物”についてたずねる調査では、「バスタオル・フェイスタイル」が77%と、タオル類がほかと差をつけて1位に。続いて「肌着・Tシャツ」(49%)、「スウェット・パーカー」(29%)、「ジーンズ・ズボン」(29%)などの声があがった。
また、生乾き臭が気になる洗濯物のトップとなった「バスタオル」と「フェイスタオル」について、その洗濯の頻度を調査したところ、「バスタオル」は49%が、「フェイスタオル」は53%が「1回使用したら洗う」と回答。そのほか「2~3回使用したら洗う」がいずれも28%となっており、各家庭によって洗濯頻度が大きく異なることがわかった。
■プロが教える部屋干しテクニック
これらの“生乾き臭”をはじめとする梅雨の洗濯物の悩みを受けて、パナソニック エアーマイスターの福田風子氏が、部屋干しテクニックを伝授。
一般的に、衣類に水分が残ったまま5時間以上経つと、雑菌の繁殖が進んで部屋干し臭が発生すると言われており、部屋干しでは基本的に5時間以内に乾かすことがオススメだという。
洗濯物を早く乾かすには、“温度”、“湿度”、“空気の循環”という三大条件を満たす必要がある。梅雨時は温度よりも湿度や空気の流れをコントロールするのが現実的で、湿度は50%以下を目安に低いほど乾きやすくなる。
空気を循環させるには窓を開けるほか、換気扇や扇風機を回すのも有効。雨の日でも家の中より外の方が湿度は低い日は、雨が降り込まない程度に窓を開け、空気を入れ換えると効果があるそうだ。
【「2023年 梅雨時期の洗濯に関する実態調査」概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:4月18日(火)~4月19日(水)
調査対象:自身で洗濯をする20~60代の男女551名