【調査】ビジネスパーソンの約8割が“説明疲れ”を告白 アイスブレイクも“聞きパ”を下げる要因に
AIプレゼンテーションツール「TALKsmith(トークスミス)」を展開するLOOV社は、営業説明や商談、サービス案内などを「聞く」場面において、聞き手がどのような負荷を感じているのかを、時間軸・心理軸・理解労力の観点から分析した「聞くパフォーマンス」の実態に関する調査を発表。ビジネスパーソンの約8割が「説明を聞くことに疲れる」と回答した。
【グラフ】「人が話した方が伝わる」は思い込みだった? 「聞きパ」実態調査
■ビジネスパーソン「説明を聞くことに疲れる」約8割
今回実施されたのは、全国の20代から50代までのビジネスパーソン1058人を対象に、聞き手が少ない負荷で、短時間に、納得感を持って理解できる状態を設計できているかを捉える「聞くパフォーマンス(以下、聞きパ)」の実態に関する調査。
営業担当者などの説明を聞いていて、「知りたい情報にたどり着かない」「結論が分かりにくい」「話が要領を得ない」「納得できる説明が得られない」と感じた経験はどのくらいありますか?(対象:全国の20代~50代のビジネスパーソン1058人)
まず、「知りたい情報にたどり着かない」「結論が分かりにくい」など、説明を聞くことに疲れや負荷を感じる経験について質問したところ、75%が「よくある」「時々ある」と回答。説明の場が価値訴求の場である以前に、聞き手にとってはすでにエネルギーを要する行為になっていることが明らかになった。
営業担当者の説明を聞きながら、「つまりこういうことだろう」と自分で意味を推測したり、理解し直したりするする必要を感じることはありますか?(対象:全国の20代~50代のビジネスパーソン1058人)
また、営業説明や商談の中で、話を聞きながら「つまりこういうことだろう」と自分で意味を推測・理解し直さなければならない経験がある人は約8割だった。さらに、1回の説明の中で情報の整理や不足している要点の補完など、聞き手が“自力で理解し直す”ために費やした「納得へのロス時間」は、「6〜10分」が42.2%で最多となった。伝え手のペースや構成に合わせることで、聞き手が情報を自分の頭の中で再編集する“解読作業”を強いられ、本来のスピードで納得できていないことが分かった。
次に、日程調整やアイスブレイクなどの時間コストにストレスを感じる人は69.4%、「自分で意味を推測・理解し直す必要がある」と答えた人は77.9%、「知りたいことと相手が話したいことのズレにいら立つ」人は70.9%にのぼる結果に。
上記の結果から、聞きパを低下させる主な要因は、本題以外の時間コストが大きい状態の「時間コスト」、聞き手が自分で要点を推測・補完・再編集しなければならない状態の「理解コスト」、話を遮りづらい、質問しづらい、断りづらい、相手が話したいことと聞きたいこととのズレにいら立つなど、感情面の負担が蓄積する状態の「心理コスト」の3つに整理された。
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