【調査】ビジネスパーソンの約8割が“説明疲れ”を告白 アイスブレイクも“聞きパ”を下げる要因に

ライフ
2026年4月8日 16:00

■「聞きパ」の低さは、商談見送りやサービスの印象に直結

営業担当者の説明で、ストレスを感じる要因を教えてください(対象:全国の20代~50代のビジネスパーソン1058人)
 「ストレスを感じる要因」を質問したところ、「自分が知りたい情報が出てこない」「説明が回りくどい」「結論が最後まで出てこない」が上位にランクイン。ストレスの正体は、単純な“説明時間の長さ”ではなく、聞き手が必要な答えにたどり着くまでの導線が悪いことにあることが明らかになった。

商品やサービスの説明を受ける際、内容を理解・納得するまでの負担(時間・心理的な負担)が大きいと感じた場合に生じた影響としてあてはまるものを教えてください(対象:全国の20代~50代のビジネスパーソン1058人)
 さらに、「要点にたどり着くまでに時間がかかると、その企業との商談や取引を検討しにくくなると感じるか」を聞いたところ、「強く感じる」「やや感じる」と答えた人は合わせて77.3%に。実際に起こした行動としては、「検討の優先順位が下がった」「検討を後回しにした」「検討自体をやめた」が多く挙げられた。

商品やサービスの説明を受ける際、内容を理解・納得するまでに時間や負担がかかると、その企業やサービスに対する印象はどのように変化しますか(対象:全国の20代~50代のビジネスパーソン1058人)
 次に、説明の理解や納得に負担がかかると、その企業やサービスの印象がどう変わるかを尋ねたところ、65.8%が「悪くなる」「やや悪くなる」と回答。実際の影響としても、「信頼感が下がった」「ブランドイメージが悪くなった」という回答が見られた。

 上記の結果から、説明を受ける際の“聞きづらさ”“わかりにくさ”“気まずさ”などといったコミュニケーション摩擦が、単なる不快感にとどまらず、検討意欲の低下、比較候補からの除外、営業担当者や企業への信頼低下など、具体的な機会損失につながっている実態が明らかになった。

 LOOV代表取締役の内田雅人は「顧客一人ひとりに丁寧に説明しようとする“伝え手の真摯な努力”が、現代の、多様かつスピーディーに効率よく決断したいという聞き手との間で、構造的なミスマッチを起こしている」と調査結果を分析した上で「“懸命に伝えたつもり”の陰で、顧客は疲弊している。ビジネスの停滞を“聞きパ向上”によって打破したい。」とコメントした。

【「聞くパフォーマンス『聞きパ』実態調査」概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:3月18日(水)~3月23日(月)
調査対象:全国の20歳から59歳までの男女1058人

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