TOMORROW X TOGETHERのVRコンサートはもん絶確定! “神席”以上の距離感&圧巻のパフォーマンスに大興奮〈取材レポ〉

特集・レポート
2025年10月11日 10:00

■想像の何倍もの距離感に熱狂

 満足度99.5%を記録した第1弾の経験を踏まえて製作された第2弾の「HEART ATTACK」は“ときめき”がテーマ。スヒョン氏に本作の魅力を伺うと、「前回は非現実的な空間をメンバーと旅するようなコンセプトでしたが、今回はメンバーとファンがキャンパス内で一緒に生活しているようなコンセプトで、『HEART ATTACK』というタイトル通り、メンバーが最初から最後までファンの心を打ち抜くようなドキドキ体験を楽しめるのが魅力だと思います」と、リアリティーのある設定、さらにメンバー自身がカメラをファンだと思って撮影したという演出へのこだわりを教えてくれた。

音楽・コンテンツ事業 事業代表のイ・スヒョン氏
 そんな本編は、ピンク色の雲が浮遊する空のシーンからスタート。まるで自分自身が空を飛んでいるようなシーンからキャンパス内の映像に切り替わると、観客はここでストーリーテラーとなるメンバーを選ぶという大変悩ましい選択を迫られる。本作のために髪をピンクに染めたというHUENINGKAIや、メガネ姿のSOOBINなど、とにかく全員ビジュアルがいいうえに、ストーリーがメンバーごとに異なるという。制限時間はおよそ60秒。筆者が試してみたところ、5人全員を一通りチェックすることはできたので、焦らず選ぼう。

 選択が終わると、いよいよ目の前にメンバーが現れるのだが、とにかく距離が近い! コンサートなどで、いわゆる“神席”とされる最前列の比にならない近さはまさに“ゼロ距離”で、思わず後退しそうになるほどの距離感(実際は背もたれがあるので後退できない)。会場内は「ギャー!!!」「やばいやばいやばい」など、もん絶するファンの大きな歓声であふれかえっていた。

VRスチール (P)&(C) BIGHIT MUSIC
 そして、多彩なシーンを舞台に展開される歌唱映像やコメントもほぼゼロ距離のまま進行していくのでドキドキが止まらず、正直息つく暇がない。キラキラとした演出が散りばめたられた「Love Language」や、レーシングトラックで繰り広げられる「Danger」などのクールなパフォーマンス、神秘的な冬景色の中で歌う「Blue Spring」など全6曲が披露されるが、メンバーと目が合わない時間はなかったと思えるほど。「今回はメンバーたちも“カメラ=ファン”だと思って撮影しているので、本当に見つめられている気分になるんです。自分のために目の前で5人が歌ってくれているような。ほぼ180度すべてに映像が映し出されるので、目の前でメンバーが歌ってる時に横を向くと、隣のメンバーと目が合ったり、自分の視野に応じて視点を変えられるのも楽しいです」とスヒョン氏もアピールしている。

ビハインドカット (P)&(C) BIGHIT MUSIC
 本編は約1時間の上映。撮影の裏側を収めたメイキング映像もあり、「今日一では!?」と思うほどのメンバーとの急接近体験も待っているので、最後まで気を抜かないように要注意だ。

 映画は通常声出しNGだが、本作は歓声やメンバーへのアピールなど大歓迎! 「みんな目隠ししているから誰が叫んでいるか分からないので、そういった意味で、ちょっとしたストレス発散をしていただきたい。また、(映像の)ペンライトを振りながら、本当にコンサート会場にいるような形で楽しんでいただきたい」と語るスヒョン氏は、これから劇場に足を運ぶファンへ向けて、「365日メンバーが日本にいられない中で、メンバーに会いたいというファンの皆さんの気持ちを考えて我々がたどり着いたのが今回のVRコンサートです。リアルに近い、それを伝えたくてたどり着いた作品なので、本当に楽しんでいただきたい」と熱い思いを笑顔で明かしてくれた。

 TOMORROW X TOGETHERが自分のためだけにコンサートを開催してくれる夢のような時間を体験できる本作。声を出さずにはいられないメンバーとの距離感、そして圧倒的スケールの中で繰り広げられるパフォーマンスに、ファンはくきづけになることだろう。

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