INI 池崎理人が魅せる5年の成長 正真正銘の未経験者から次世代の模範となるアイドルへ<結成5年記念連載>
■若い世代の模範となる存在へ
また、クリエイティブな一面は楽曲制作だけに止まらない。昨年開催された『LAPOSTA 2025 SHOW PRODUCED by MEMBERS』では、多くのメンバーがソロステージを披露する中で、『UP TO YOU。』と称した展覧会を開催し、絵を描くだけでなく、順路や空間の配置もすべて自身でプロデュースしたそう。後のインタビューでは「どこに何を飾り、順路をどうするか、空間の配置を全部自分で考えなければいけなかった」と明かしていた。
そんな特技を生かし、ライブではグッズのデザインを担当したことも。最近では、『プレバト!!』(MBS・TBS系)に出演した際に色鉛筆で描いたミャクミャクのぬいぐるみのイラストを披露し「上手すぎる!」と話題にもなっていた。
そんな池崎の今後を語る上で、もう1つ紹介したい彼の作品がある。それは、第27回参議院議員通常選挙のタイミングでSNSに公開されたオリジナルラップだ。
本来、HIPHOPというジャンルにおいては、社会へのメッセージをラップに乗せて発信することは珍しくない。その思想をしっかりと受け継ぎ、池崎は選挙に行くことを訴えかけるような作品をアップしたのだ。しかし、正直なところ、日本のアイドルがこのように、社会問題に触れることは珍しい気がしている。ただ、若い世代からも支持される彼が、このようなムーブを起こすことは、MINIに、そして彼らの後に続きたいと夢を見る若い人たちにポジティブな影響力があると個人的には信じたい。
きっと彼は5年間そうしてきたように、これから先の未来も自己表現できる術を広げていくに違いない。グループの活動に止まらず、絵や演技、そしてラップなどでさまざまな方法を探り続けることだろう。先述したYouTube動画の中で「ゆくゆくは自主制作グループになりたい」と語っていた池崎の言葉に、それがかなう未来もきっと近いのではないかと期待してしまうのは筆者だけではないはずだ。(文:於ありさ)
※池崎理人の「崎」は「たつさき」が正式名称





















