話題の「性いっぱい展」は感動を覚える出来栄え! 水族館が“性”に熱い想いを込める
コンビニから成人雑誌が撤去され早1ヵ月。現在日本では、東京オリンピックなどで外国人観光客の増加が見込まれることを踏まえ、公的空間から、“性的なもの”を排除する動きがあります。そんな中、池袋のサンシャイン水族館では、9月27日(金)から、「性いっぱい展」という、性に関するイベントがスタートします。クランクイン!トレンドは、一足先に本展を体験! 思わず感動を覚えた本展の様子をレポートします。
【写真】“アレ”に見えると話題の「カワテブクロ」
■「性いっぱい展」とは?
館内1階:歓楽街
本展覧会のコンセプトは、「生き物たちの性の多様性」。海の生き物たちの「性」に関するコンテンツを体験できるという内容です。通常の営業からガラリと雰囲気も変え、館内1階は「歓楽街」として全体の照明を落とし、館内2階は「ムーディーなお部屋」として、水槽がピンクの明かりに照らされます。
ピンクに照らされたクラゲ 中毒性高め
いつもの水族館の照明がピンクに変わるだけで、“大人の水族館”の出来上がり。日本発の「クラゲトンネル」も、なんだか艶っぽく見えてくるから不思議です。
■“ご本人登場”に高揚
「性いっぱい展」展示の様子
イラストを使用した性の解説パネルは、各生き物の水槽の前に置かれているため、「ご本人登場感」にテンションが上がります。性を知ると、「あなた、こんなことしちゃうのね!」と、いつもの展示より長く生き物を眺める自分が…。
「シオマネキ」の求愛パネル
サンシャイン水族館の企画担当者、岸野さんのオススメは「シオマネキ」というカニの展示。「可愛らしいテイストで表現されている」ところが魅力だといいます。
皆さんは、何に見えますか?
また、「カワテブクロ」など、「性いっぱい展」でしか見られない生き物を見ることもできます。「カワテブクロ」はヒトデの仲間。大きな手袋に見えるため、この名が付きましたが、“アレ”にしか見えないと、ネットを中心に話題です。
「のぞきBOX」
さらに、ちょっとドキドキな「のぞきBOX」や「おさわりBOX」も発見。「のぞきBOX」では、生き物の性にまつわる動画などが見れます。ニコニコ動画の釣りタグに「AV(アニマルビデオ)」なんてありましたが、今回はガチです。
一方「おさわりBOX」は、あなたの度胸が試されます。あえて内容は伏せますが、すごくドキドキしました。
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