滝沢カレンが語る“文章のコツ” 「溢れる想いは床や天井に散りばめないように」
■自炊を始める人へ「人生やめるまで"料理ができる"は裏切りません」
ーー週5で自炊をしている滝沢さんのモチベーションはなんですか?
いつも見事な形に変身してくれる食材たちが、明日のモチベーションに橋渡ししてくれます。やりたくないなって時は無理に台所には行きません。でもきっと作ったら楽しいなって、料理が好きだからこう思えるのは幸せだと感じます。
『カレンの台所』は美しい食器も注目ポイントです 写真=三輪友紀
あとはお皿を買ったりすると更なる食卓への夢が広がります。たまに季節を感じた食器を食材たちに合わせてあげるのも、台所への恩返しになります。
ーー自炊をしたい気持ちはあるけれど、どうしても料理に苦手意識がある…という方に何か料理を始めるアドバイスをお願いします!
「どんなに失敗しても未来の料理ができる自分に会いたかった」 写真=三輪友紀
わかります! 大いにわかります! 私もずっと苦手意識がありました。でも私は料理ができるようになった清々しい自分を何度も想像していました。だからどんなにうまくいかなくても、どんなに失敗しても未来の料理ができる自分に会いたかったから。単なるかっこよく作れる自分に会いたかっただけです。今作れるようになって、あの時諦めないでくれてありがとう! って本当に思えます。
失敗があって成功があり、成功があるから次のステップがあります。人生やめるまで"料理ができる"は裏切りません。私はそんな台所をずっと信じています。