“YGの宝石箱”に“第二のBTS” 2021年ブレイク間違いなしの“韓国ボーイズグループ”

特集・レポート
2021年2月10日 19:00

■“第二のBTS”と呼び声高い“ENHYPEN”

ENHYPEN (C)BELIFT LAB
 昨年11月30日にデビューしたENHYPENは、BTSやTOMORROW X TOGETHERなどを生み出したBig Hit Entertainmentと、JO1 、IZ*ONEら数多くの人気グループを輩出した『PRODUCE』シリーズを企画するCJ ENMの強力な2社がタッグを組み、類を見ない壮大なスケールで行われた超大型プロジェクト『I‐LAND』から誕生したボーイズグループ。日本人NI‐KIを含む7人のグローバルメンバーで構成されています。

JAKE (C)BELIFT LAB
 所属事務所は、BTSが所属するBig Hit Entertainmentと、アジアを代表する音楽祭「Mnet Asian Music Awards」などを開催するCJ ENMの合作法人BELIFT LAB。BTSの音楽やパフォーマンスに憧れてアーティストの夢を抱いたメンバーも多く、メディアに向けたデビューメディアショーケースでは「先輩達の後をついで僕たちもK‐POPを世界に広く知らせるグループになりたいです」と強い熱意を語っています。

SUNOO (C)BELIFT LAB
 その注目度は、デビュー前から高く、昨年の11月11日の時点で、Twitter、Instagram、YouTubeなどのフォロワー数及び登録者数は、それぞれで100万人超えを記録しました。また、彼らが日々投稿するツイートは20万超の「いいね」がつくほど人気です。実はこの数字は、世界で活躍するトップガールズグループBLACKPINKにも匹敵する驚異的なもの。さらに、彼らのデビュー曲「Given‐Taken」のミュージックビデオは、公開3時間20分で再生回数100万回を突破したことに続き、凄まじいスピードで1000万回再生を達成! それから、“イル活(日本での活動)”も積極的に行っており、デビュー直後、日本の大型音楽番組『2020FNS歌謡祭』第1夜(フジテレビ系)にも出演しました。

■知れば知るほど推したくなるメンバーたち

NI‐KI (C)BELIFT LAB
 また、それぞれが多彩な魅力を放ち、知れば知る程、全員まとめて推したくなるほど魅力的なグループであるのも特徴。グループで最年少の14歳ながら、メインダンサーを務めるメンバーのNI‐KIは、圧倒的なダンスの実力を誇り、レベルの高いK‐POP業界でも、彼のパフォーマンスは5本の指に入ると言われています。異例の経歴の持ち主もいて、ENHYPENの王子SUNGHOONは、なんと“韓国の羽生結弦”と言われる元フィギュアスケート選手。それから、オーストラリア出身のJAKEは、曲ごとにガラリと印象が変わる多彩な表現力を持っています。

  • JAY (C)BELIFT LAB
  • JUNGWON (C)BELIFT LAB


 さらに、実力もさることながら、輝く内面を持つメンバーが揃っているのも、人気の理由の1つ。クールなビジュアルのJAYは、その見た目からは想像もできないほどの熱い情熱を内に秘め、メンバーたちからイジられ続けるムードメーカー。また、SUNOOはまさにアイドルになるために生まれてきたような人物で、愛嬌と明るい笑顔でチームを照らします。さらに、透き通った歌声のJUNGWONは、しっかりとした芯の強さもあり、16歳の若さでリーダーに就任。そして、圧倒的実力とカリスマ性を放ち、アイドルの素質全てを持ち合わせたHEESEUNGが、最年長としてメンバーをやさしく包み込みます。このように、多種多様な個性が集まり、それらが決して互いをかき消すことなく、良き化学反応を起こしているのがENHYPENなのです。

■楽曲のクオリティの高さも注目

SUNGHOON (C)BELIFT LAB
 彼らが“第二のBTS”とうたわれるのは、メンバー達のダンスや歌の優れた実力はもちろん、やはり楽曲のクオリティの高さと独特の世界観じゃないでしょうか。「Given‐Taken」は、ルーキーのデビュー曲としては少し落ち着いた印象ですが、ダークでミステリアスな雰囲気は、まさに“Big Hit”ワールド。BTSを一躍スターダムに押し上げたコンセプト『花様年華』のような、儚い青春の美しさも感じさせます。

HEESEUNG (C)BELIFT LAB
 さらに、BTSの楽曲やミュージックビデオは様々な仕掛けが施され、ファンたちが盛り上がれる考察があることでも有名で、ENHYPENの作品などにも細やかな仕掛けが散りばめられています。彼らが1番最初に投稿したTwitterの写真の時計は11時30分をさし、その時間がデビュー日を示唆しているなど、“Music&Artist for Healing(音楽とアーティストを通じて人々に癒しと感動を与える)”をキャッチコピーに掲げるBig Hitらしく、様々なところに謎解きの楽しみが溢れているのです。多くの新星グループが誕生している中、ENHYPENは実力面、コンセプト面で一際目立ち、光を放っているグループと言えるでしょう。

 今回ご紹介したオーディション出身の2組は、すでに大きなファンダムを抱えている事にくわえ、日本人も在籍しているという親しみやすさもあり、日本でも大きな注目を集めています。YGのカリスマ集団TREASURE、第二のBTSとうたわれるENHYPENが今後韓国の音楽界に旋風を巻き起こすこと間違いなし! 2021年の彼らの活躍に注目です。

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Nana(ライター)

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