いつでも気軽に楽しく見れる“さっくり系韓国映画”3選
■女性の警察官のバディが斬新
『ガール・コップス』 写真提供：AFLO
『ガール・コップス』（日本劇場未公開）は、女性の警察官のバディが悪に立ち向かう痛快アクション・コメディーで、パク・ミヨン（ラ・ミラン）とチョ・ジヘ（イ・ソンギョン）の“義理の姉妹”のコンビネーションが斬新。デジタル性犯罪や警察組織内の男尊女卑などのテーマを扱いながらも、全体的にコミカルにテンポよく描かれています。
『ガール・コップス』 写真提供：AFLO
女性刑事機動隊で活躍していたミヨンは、結婚出産後、市民の苦情を取り扱う課に異動になり、無職の夫と一人息子を支えながら平穏に過ごしていました。ところが、一緒に暮らす義妹の熱血刑事ジヘがトラブルを起こし、ミヨンと同じ課に配属されてしまいます。家でも職場でもかみ合わない二人でしたが、ある若い女性が署に駆け込んできたことから、事件を解決すべく手を組むことになり...。
『ガール・コップス』 写真提供：AFLO
最後には、義理姉妹バディが決して許すことのできない悪と決着をつけてくれるところが爽快。ドラマ『恋のスケッチ ～応答せよ1988～』、映画『正直な候補（原題）』など多くの作品に出演するベテラン俳優ラ・ミラン、ドラマ『恋のゴールドメダル ～僕が恋したキム・ボクジュ～』のように振り切った演技をみせたイ・ソンギョン、天才ハッカーのヤン・ジョンミを演じる少女時代のスヨンの三人で遂行する極秘捜査の連携プレーも見物です。ちなみに、性犯罪グループのリーダーは、ドラマ『イカゲーム』でゲーム会場に潜入した警察官役を演じたウィ・ハジュン。悪役がハマる彼の演技にも注目です。
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