BLドラマ『ハイロイン』でブレイク！ ティミー・シュー、初の時代劇『風起花抄』で新境地
アジアドラマ
ドラマティック・ラブ史劇『風起花抄（ふうきかしょう）～宮廷に咲く琉璃色の恋～』は、2大中国スター、グーリー・ナーザーとティミー・シューが豪華初共演。特に『ハイロイン～上イン～』、『シークレット▽ハウス～恋の相手はトップスター!?～』（※三角はハートマーク）などで日本でも人気の高いティミー・シューが、時代劇初出演で歴史人物・裴行倹（はいこうけん）役を演じているのが大きな話題となっている。今回は、そんな新境地を開拓したティミー・シューの魅力に迫っていきたい。
【写真】豪快なアクションも披露！ “実在の武将”裴行倹を演じるティミー・シュー
■文武両道のスパダリ・ヒーロー！ 歴史に名を残す名将・裴行倹
裴行倹は唐の時代、西域で活躍した歴史に残る名将。書道では草書を得意としたことで知られている。ティミー・シューの初登場シーンは彼が筆をふるって巧みに詩をしたため、文才と政治的センスをアピールする痛快な場面となっている。もちろん、異民族との戦いで数々の武功を挙げた裴行倹だけに、劇中では彼のアクションシーンも見どころ。中国時代劇らしく身軽に高いところに飛び乗ったり、ツボを突いてヒロイン・琉璃（るり）の動きを封じたりする達者な武術を披露するだけでなく、お酒の徳利をあおりながら剣をふるったり、弓矢で刺客を仕留めたり、さらには馬に乗って崖から飛び降りたり…など豪快なアクションが繰り広げられる。
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一方で、裴行倹には琉璃を想って笛で素敵な音色を奏でる芸術的な一面も。また、普段は礼儀正しく冷静沈着だが、琉璃の前ではムキになったりドギマギしたり、意外にも可愛らしい素顔を見せてくれるのが面白い。そして何よりも、正体を隠して宮中で男装しながら危険な生活を送る琉璃を全力で守る、優しくて勇敢なところが胸キュンさせられるポイントだ。さらに、皇太子・李治（りち）と固い信頼関係を結び、彼のために命懸けで行動していくところにも胸を熱くさせられる。
宮廷の陰謀と闘いながら大切な人々を守り、正義を貫いて国を平和へと導けるのか？ ラブストーリーもサスペンスも盛り上がる裴行倹の活躍から目が離せない。
■音楽アーティストとしても活躍
本作で初の時代劇に挑戦したティミー・シューは1994年10月20日生まれ。子供の頃からラテンダンスや音楽で才能を示した彼は、高校ではデスメタルバンドのリードギターとして活躍し作詞・作曲などでも頭角を現すように。そして、大学は中国戯曲学院に進学し在学中に俳優デビューすると、2016年のBLドラマ『ハイロイン～上イン～』で中国のみならず海外でもブレイクし、同年に音楽デビューも果たしてアジア・ツアーを成功させた。
その後は、シャオ・ジャン、ダレン・ワンとともに映画『ザ・ルーキーズ』に出演。さらに『恋愛できない僕のカノジョ』、『シークレット▽ハウス～恋の相手はトップスター!?～』（※三角はハートマーク）、『麻洋街（マーヤンジェ）へようこそ』などのドラマに主演するなど俳優としてステップアップ、音楽アーティストとしても活躍中だ。
■“潜在力のある俳優”に選出！
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マルチな才能を発揮し、多彩なフィールドで活躍するティミー・シュー。結婚を電撃発表した今年は、北京で開催された蜷川実花の写真展と新曲「I Wanna Be Your Lover」でコラボしたり、隈研吾建築設計展の芸術推進大使を務めたりと、さまざまなアートにも関心が高い彼らしい活動を展開。
さらに、中国最大のSNSである微博（Weibo）主催の「2022微博電影之夜」では潜在力のある俳優に与えられる賞を受賞して、俳優としての期待値も高まるばかり。今後もビクトリア共演のラブロマンス『誰都知道我愛ニー（原題）』や本作の続編などが待機中という、さらなる飛躍の時を迎えているティミー・シューに注目だ。
『風起花抄（ふうきかしょう）～宮廷に咲く琉璃色の恋～』は、DVDリリース中。
