「かつて相方だった」人気芸人たち “遅刻癖”治らず解散した大物MCも
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■ イモトアヤコとバービー(フォーリンラブ)
『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系/毎週日曜19時58分)の“珍獣ハンター”として人気者となったイモトアヤコは、実は男女コンビ・フォーリンラブのバービーの相方だった。イモトとバービーはワタナベエンターテインメントの養成所で出会い、元お笑い芸人の東京ウタカルタとトリオ「東京ホルモン娘」を結成。その後、ウタカルタが脱退し、2人はコンビとして『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)にも挑戦した。
2007年にイモトが珍獣ハンターとして海外ロケが多くなったことからコンビとして活動継続が難しくなり、自然消滅する形で解散。バービーはハジメとのコンビ「フォーリンラブ」として知名度を高め、2020年にはエッセイストとして著書も発売した。
■ 今田耕司とほんこん
50代の今なおMCを中心に活躍する今田耕司と、最近は論客としてのテレビ出演が目立つほんこん。2人はNSCの同期で、ほんこんが「骨付きカルビ」、今田が「上ロース」という芸名でコンビ「ダブルホルモンズ」を結成していた。ところが、今田がネタ合わせにやって来ないなど“遅刻癖”が治らなかったために解散してしまう。解散後は今田がピン芸人、ほんこんは「ホンコン・マカオ」というコンビを経て、板尾創路と130Rを結成して現在に至る。なお、130R時代は本名の蔵野孝洋で活動していたが、芸人仲間から前コンビの名残で「ホンコン」と呼ばれることが多く、それに合わせて現在の芸名に改名している。
解散後も2人は『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)などで共演することが多かった。昨年にはダウンタウン結成40周年を記念した『ダウンタウンDX』(日本テレビ系/毎週木曜22時)「ダウンタウンファミリー」スペシャルで東野幸治らと一同に介し、思い出話に花を咲かせていた。
■ 星田英利(旧芸名:ほっしゃん。)と宮川大輔
宮川大輔とほっしゃん。こと星田英利。2人はNSCで出会い、1991年にチュパチャップスを結成する。チュパチャップスは90年代前半にナインティナイン、雨上がり決死隊、FUJIWARA、バッファロー吾郎ら若手コンビの結集したユニット「吉本印天然素材」に参加し、アイドル的な人気を博した。
しかし、元々コンビ仲が悪かった2人は、天然素材解散後に袂(たもと)を分かつことに。星田は2005年の『R-1ぐらんぷり』(カンテレ・フジテレビ系)優勝をきっかけにブレイクした後、俳優業に軸足を移す。一方宮川は、『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)での独特の擬音を使ったエピソードトークでブレイク。その後、『世界の果てまでイッテQ!』で世界中の祭りに参加する「お祭り男」でも人気となった。