『王様に捧ぐ薬指』橋本環奈×山田涼介の“美の競演”に反響! 「画面壊れるかと思った」
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続いて、『王様に捧ぐ薬指』のストーリーにも触れていきたいと思う。本作の一番の魅力は、なんといってもライトに楽しめるところ。考えさせられる作品や、じっくり見ないとセリフの意図が分からないものなど、ドラマにはいろいろな系統があるが、TBSの“火10”枠はいつもまったり見られるのがいい。そして、何かと鬱屈しがちな世の中だからこそ、本作のような現実離れした世界観に癒されたい人も多いのではないだろうか。
初回から、『バチェラー・ジャパン』(Prime Video)のオマージュが登場するなど遊び心がたっぷり詰まっている本作。ネット上では、「え、バチェラー(バトラー)に出演した経験ありの御曹司設定なの笑笑」「山田涼介バチェラーすな」などツッコミの声が相次いでいた。SNSで実況をしながら、楽しめる作品になっていくのだろう。
ただ、東郷が親友の彼女・岡田小夜(小林涼子)に思いを寄せていそうな描写があったり、綾華が初恋の人・神山絢斗(坂東龍汰)をいまだに忘れられずにいる感じがしたりと、一筋縄ではいかなそうな2人の関係。果たして、愛のない“メリット婚”はうまくいくのだろうか。そして、この結婚に“何か”あると勘ぐっている綾華の弟・羽田陸(長尾謙杜)も今後の鍵を握っていきそうだ。(文:菜本かな)