実は医療資格を持つ芸能人 元・看護師の人気芸人、“整骨院ドリーム”夢見たレスラーも
関連 :
■山本舞衣子
元・日本テレビアナウンサーで、現在はフリーで活動している山本舞衣子アナは、看護師・保健師の免許を所持している。山本アナがこの資格を取得したのは、東京大学の医学部だ。2000年には“ミス東大”にも選ばれており、まさに才色兼備な学生時代を過ごしたといえるだろう。
実際に看護師として働くことはなかった山本アナだが、アナウンサーになってからもその経験や知識は生かされている。レギュラー出演していた情報番組『はなまるマーケット』(TBS系)で“熱中症対策”や“むくみ”といった健康に関する特集の際は、自ら専門家のもとへ取材に赴くなど、医療資格所持者としての目線を交えて視聴者に情報を届けていた。
■神保悟志
『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)など、クールなエリート役でおなじみの俳優、神保悟志は、歯科技工士免許を取得している。高校卒業を迎え、役者を志した神保だったが、両親を安心させるために「手に職をつけられる歯科技工士の専門学校へ通う」(※3)ことを名目に上京。実際に歯科技工士の資格を得た。
上京当時は「歯の知識はほとんどなかった」とインタビューで語った神保。「役者として歯の審美性は重視していましたが、勉強をするうちに健康面の重要性も強く実感した」といい、今では歯1本につき1分、全体で約30分ほどかけて歯磨きを行っているそう。60歳を迎えた神保がとても若々しい印象なのは、“歯”への意識の高さゆえだろう。
■武藤敬司
今年2月、惜しまれつつもプロレスのリングを降りた武藤敬司は、専門学校時代に柔道整復師免許を取得。柔道整復術とは、骨折や脱臼、捻挫、打撲といった損傷に対して手術ではなく「非観血的療法」という手技によって人間の持つ治癒能力を最大限に発揮させる施術のこと(※4)。
高校時代まで柔道の選手として活躍していた武藤だったが、高3の時点では「俺は柔道整復師になることに決めていた」(※5)という。その理由は「柔道を教わっていた佐野接骨院の佐野一正先生が当時、山梨の長者番付で2、3番にくらい入るくらいの羽振りの良さで、そこに夢を感じちまったんだよ」とコラムで語った。その後、接骨院で働く専門学校の先輩に新日本プロレスを紹介されてプロレスラーの道に進む武藤だが、もしも未来が違えば“接骨院ドリーム”を叶えていたかもしれない。
引用:「林原めぐみ」ブログ
※1 「看護師は向いてなかった……でも」オカリナさんが語る看護師経験から得たもの NursePlus Powered byマイナビ看護師
https://kango.mynavi.jp/contents/nurseplus/trend/20220508-2149069/(参照 2022‐5‐8)
※2 林原めぐみ、声優を目指したきっかけ 「受験期の真っただ中に…」 J-WAVE NEWS
https://news.j-wave.co.jp/2018/03/jwave-good813.html(参照 2018‐3‐29)
※3 ハロー!デンタルトーク 神保悟志さん 朝昼晩 歯と歯磨きを科学するデンタルWEBマガジン
https://www.jda.or.jp/asahiruban/vol54/dentaltalk/
※4 柔道整復師とは 公益社団法人 日本柔道整復師会
https://www.shadan-nissei.or.jp/judo-therapist/
※5 【武藤敬司連載#4】プロレスラーは違う世界 高校時代は「柔道整復師になる」と決めていた 東スポWEB
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/250884(参照 2023‐1‐13)