二宮和也主演『弱くても勝てます』10周年 高校生キャストが超豪華だった! 実写化常連俳優に旧ジャニも
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■山崎賢人
中島演じる剛からキャプテンになることを命じられる江波戸光輝を演じていたのは、主演映画『陰陽師0』の公開が始まったばかりの山崎賢人。彼が演じた光輝は、3年B組生徒で、ポジションはキャッチャー。お人好しで気が弱い所があるというキャラクター。劇中では自身の性格とキャプテンとしての役割のギャップに悩みを抱える姿も描かれていた。
山崎は本作のスタートと同時期に公開された映画『L・DK』で主演の剛力彩芽の相手役を務め脚光浴びると、翌年放送の連続テレビ小説『まれ』では土屋太鳳演じるヒロインの相手役を演じ大ブレイク。2017年に映画『ジョジョの奇妙な冒険』で主演を務めると、以降は映画『キングダム』シリーズや今年秋にはドラマ版も放送される『ゴールデンカムイ』などの人気コミックの実写化作品で主人公を演じることになる。
■間宮祥太朗
光輝と同じ中学出身で、気の弱い彼を無自覚にイジメていた3年D組の岡留圭を演じていたのが、現在主演ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)が放送中の間宮祥太朗。彼が演じた圭は、もともと陸上部員で、100m走のタイムが伸び悩んでいたところを青志にスカウトされ野球部へ転部し、ポジションはセンターを守ることになった。
間宮は本作から約2年後にドラマ『ニーチェ先生』(読売テレビ)で主演を務めると、2017年には主演映画『お前はまだグンマを知らない』が公開。同年には実在の殺人事件に着想を得た主演映画『全員死刑』も公開された。2018年には連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK総合)に出演し知名度を上げると、以降もラブストーリーやコメディ、時代劇、ミステリーなどさまざまなジャンルの作品にキャスティングされる人気俳優に成長。今年3月公開には佐藤二朗とダブル主演を務めた『変な家』も公開され興収30億円突破のヒット作となっている。
■本郷奏多
キッズモデルを経て子役として映画『リターナー』『MOON CHILD』にも出演していた本郷奏多は、元吹奏楽部の亀沢俊一役で本作に出演。3年B組生徒の俊一は、圭と同様に青志によってスカウトされ野球部へ。家が貧しいため、朝刊配達のアルバイトをしながら学校に通っていた。
本作への出演後、本郷はドラマ『アカギ』(BSスカパー)シリーズで主演を務めたほか、映画『進撃の巨人』シリーズや『鋼の錬金術師』シリーズに出演。現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合)では破天荒ながら悲しい運命を辿った花山天皇を熱演し、話題となっていた。
■柳俊太郎
2年生の牛丸夏彦役で出演していたのは、モデルとして芸能界デビューし俳優業にも進出していた柳俊太郎。彼が演じた夏彦のポジションはレフト。学校の屋上から双眼鏡で人々を観察するという風変わりな趣味を持っていた。
本作への出演後、柳は映画『東京喰種 トーキョーグール』シリーズや『今際の国のアリス』、『ゴールデンカムイ』などの作品に出演している。
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記