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『あんぱん』怒涛の前半戦 “退場”キャラを全チェック 朝ドラ初出演大物俳優はなんと初週で

ドラマ

重要キャラが15分間のうち2人も退場――日本中が悲しんだ朝も

■若松次郎(中島歩)


 本作の脚本を担当する中園ミホが手がけた連続テレビ小説『花子とアン』(NHK総合)にも出演していた中島歩。彼が『あんぱん』で演じる若松次郎は、商船学校を卒業し、一等機関士として働いているというキャラクター。


 父親が結太郎の知人で、次郎自身も生前の結太郎と船上で会ったことがあり、そういった縁からのぶと見合いをすることに。見合いの席でのぶと次郎は互いに結婚の意思がないことを確認するも、見合いのあとに次郎は1人で朝田家を訪れる。そこでのぶに惹かれていると打ち明けてプロポーズ。のぶは、穏やかかつ情熱的な次郎のアプローチを受け入れて結婚を決意する。しかし終戦の直前、次郎は肺病のために帰国し入院生活を送ることに。程なくして終戦を迎えると、次郎の容態が急変。第62回ではのぶに見守られながら次郎が息を引き取ることになる…。次郎の急死にネット上には「やっと終戦を迎えたけど、つらい」「切ない 苦しい 次郎さんロス」といった反応が集まっていた。

■柳井千尋(中沢元紀)


 2023年10月期放送の日曜劇場『下剋上球児』(TBS系)で脚光を浴びた中沢元紀が演じたのは、嵩の弟・千尋。幼い頃は病弱だったものの、たくましい青年に成長。嵩のことを幼い頃から変わらず尊敬している一方で、寛の病院の跡継ぎ問題やのぶを巡って兄弟の気持ちがすれ違うこともしばしば。

 そんな千尋は法律家を目指して京都帝国大学へ進学。しかし太平洋戦争が開戦すると、周囲の同調圧力に屈するような形で海軍へ志願。少尉となって嵩と再会する。そんな千尋の退場が明らかになったのは次郎の死が描かれた第62回。戦地から高知の柳井家へ戻った嵩が、千尋の遺影と遺骨の入っていない骨壺を無表情に見つめる姿が描かれると、ネット上には「次郎さんだけでなく、千尋くんまで一度にいなくならなくても…」「次郎さん・千尋くんを失った喪失感で情緒が…」などの声が寄せられた。

■番外編・あの人は今? 屋村草吉(阿部サダヲ)


 7月には主演ドラマ『しあわせな結婚』(テレビ朝日系)もスタートする阿部サダヲが演じていたのは、風来坊のパン職人・屋村草吉。どこからともなく高知へやってきた彼は、幼少期ののぶに“ヤムおんちゃん”とあだ名をつけられ、朝田家でパンを作って売るようになる。物語に戦争の影が近付いてくると、彼の厭戦的な態度が視聴者の注目を集めることに。そして陸軍から依頼された乾パン作りが騒動に発展すると、第45回では突然、朝田家から姿を消してしまう…。

 その後、彼と欧州大戦(第一次世界大戦)の意外な繋がりも明らかになると、ネット上には「ヤムさんが経験した過去があまりにも壮絶」「ヤムの過去が想定外すぎた」といった反響が集まっていた。草吉は朝田家から姿を消してから行方知れずの状態が続く。今後どのように物語に絡んでくるのか目が離せない。(文:スズキヒロシ)

 連続テレビ小説『あんぱん』はNHK総合にて毎週月曜〜土曜8時ほか放送。

引用:『あんぱん』公式インスタグラム(@asadora_ak_nhk)

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