大谷翔平の名言「憧れるのをやめましょう」が誕生 WBC前回大会の名場面をプレイバック
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1次ラウンドのチェコ戦で、162kmの豪速球を相手選手に当ててしまった佐々木朗希。後日、当時所属していたロッテのお菓子を袋いっぱいに詰め、当ててしまったチェコ代表のウィリー・エスカラのもとに謝罪に訪れた。球団の広報X(旧ツイッター)に“和解”の2ショットが投稿され、これまた大きな反響を呼んだ。
#佐々木朗希 投手は、ずっと気にしていたようです。今朝、チェコ代表がホテルを出発する前に自身で購入したお菓子を持ってお詫びに伺ったとの事です。エスカラ選手も「もう大丈夫だよ!」と言って笑顔で当たったところを見せ、2人でこちらの写真を撮りました。 #chibalotte #広報 #侍ジャパン pic.twitter.com/AiHUQxwd3k
— 千葉ロッテマリーンズ 広報室 (@chibalotte_pr) March 13, 2023
完璧なお見舞い品チョイスに対し、包装が“スーパーの袋のまま”なのもなんかイイ。日本ではデッドボールの際に謝る文化があり、こうした振る舞いに“日本の優しさ”を感じた海外ファンも多かった。
この美談には続きがある。このときの交流がきっかけとなり、ロッテはチェコでの野球普及を支援する「チェコ ベースボール ブリッジ プログラム」を開設。チェコの選手やコーチを招き、欧州ではまだマイナーな野球を普及するための文化交流活動を行っている。国際大会が生む新しいつながりの象徴といえるだろう。
■大谷翔平&マイク・トラウトの熱い抱擁
大会前から注目されていたのが、大谷翔平(日本)と、当時エンゼルスのチームメイトだったマイク・トラウト(アメリカ)の対決。大谷が二刀流で参加したため、最高の選手2人の対決が初めて見られるのではないかとファンも熱い期待を寄せていた。ついに決勝で相まみえることになった2人は、決勝戦前のセレモニーでそれぞれ先頭に立ち、旗手として国旗を担いで登場。
そして日本リードで迎えた最終9回裏。大谷が投げ、トラウトが三振。これで日本の優勝が決まるという、漫画のような展開に日本中が歓喜した。
大谷翔平&マイク・トラウト、WBC決勝戦直前の姿 ※「エンゼルス」インスタグラム
試合前には、エンゼルスが公式インスタグラムに2人の写真を投稿。そこにはそれぞれの代表ユニフォームに身を包んだ2人が、がっちり抱擁を交わす姿が収められており、「夢の共演」と大反響を呼んだ。
前回“憧れるのをやめた”相手のひとりであるムーキー・ベッツと大谷は、現在ドジャースのチームメイト。もしベッツがアメリカ代表として出場すれば、また新たなドラマが生まれるかもしれない。
引用:「野球日本代表 侍ジャパン 公式」X(@samuraijapan_pr)
「千葉ロッテマリーンズ 広報室」X(@chibalotte_pr)
「ラーズ・ヌートバー」インスタグラム(@lars_nootbaar11)
「エンゼルス」インスタグラム(@angels)

