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『テレビ×ミセス』が生む“王道フォーマット”の新鮮さと懐かしさ テレビの楽しさを再提示

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『テレビ×ミセス』ビジュアル
『テレビ×ミセス』ビジュアル(C)TBS

 日本レコード大賞3連覇を果たし、音楽シーンを席巻し続けているMrs. GREEN APPLE。そんな彼らがMCを務める冠番組『テレビ×ミセス』(TBS系/毎週月曜20時55分)が、4月6日よりスタートした。正直なところ、「音楽だけでも多忙なのに、なぜ…?」と思った人も、少なくないだろう。筆者自身も、そんな疑問を抱いたまま初回放送を見た。しかし、その疑問は思いがけない形で解消されることになる。進行を務める陣内智則に「なんで引き受けようと思ったの?」と聞かれた大森元貴が、「テレビが好きだから」ときっぱり言い切ったのだ。

【写真】落ちたら粉まみれの危機! ジャージ姿でゲームに挑むミセス

■『テレビ×ミセス』に宿る“あの”時代の熱量

 近年、若者のテレビ離れが加速している。「そもそも、家にテレビがない」と言う人も増えているなかで、若者はもちろん、幅広い層からの支持を集めるMrs. GREEN APPLEがテレビというフィールドに意欲的であることは、テレビ好きの民にとっては一筋の希望のようにも映る。

 また、見逃し配信でも番組を視聴することは可能だが、やはりリアルタイムでの視聴には、その瞬間を共有するからこその楽しさがある。実際に、『テレビ×ミセス』の初回放送時は、関連ワードが世界トレンド1位を獲得するなど大きな盛り上がりを見せていた。その光景を見て、「ミセスが、“あの”時代のテレビの熱量を取り戻してくれるのでは?」と思ったのは、筆者だけではないだろう。

■体当たりのゲーム対決にコントも ラストは“本業”で魅了

(C)TBS
 『テレビ×ミセス』は、おもに3本立ての構成となっている。初回放送と第2回放送に共通しているのが、ゲストとのバラエティ対決だ。落ちたら粉まみれになる“粉落ちターザン”に“、ぐるぐるバットランウェイ”(こちらも、粉まみれに…)。“巨大急須でお茶注ぎ対決”など、テレビの王道を行く企画を通して、普段は見られないMrs. GREEN APPLEの素顔が見られる。そのほか、初回放送では、若井滉斗によるコント企画『若井つり堀』に、研ナオコがゲスト出演。コントに全力で挑む姿に、「これぞテレビ! バラエティ!って感じで最高でした」「これをミセスがやると言う斬新さ」「懐かしいお笑いを思い出してめちゃ笑った」など絶賛の声が集まっていた。

 「これは、名物企画になりそう…」と思ったのが、Mrs. GREEN APPLEが全国の学校に行き、自慢の友達を紹介してもらう『スター発掘×ミセス』。『学校へ行こう!』(TBS系)を彷彿とさせる青春企画だ。

 4月13日に放送した第2回では、若井と藤澤涼架が名門女子高を訪問。ターンが上手い、人の体重を当てられる、古典オタク…そして、足でルービックキューブができる(しかも、2006年に全国で3位になったという)先生など、実に多彩な“自慢の友達”が登場した。そのなかでも、「膝に大怪我を負ったときに、励ましてくれた先輩に感謝を伝えたい」というバスケ部員のエピソードは印象深い。言葉を詰まらせながら、必死に思いを伝える姿に、スタジオは温かな涙に包まれていた。

郷ひろみとパフォーマンス (C)TBS
 さらに初回放送では、ゲストの郷ひろみと共に名曲『GOLDFINGER’99』をコラボレーションで披露。第2回では、Mrs. GREEN APPLEのメジャーデビュー作『Variety』のリード曲『StaRt』をパフォーマンスした。最後に、アーティストとしての実力をしっかり提示するこの構成が、番組全体にメリハリを与えている。

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■バラエティで際立つ3人の個性

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