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温泉は冬に入るべし! 温泉ソムリエの家元が力説するその理由は…

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温泉ソムリエ家元の遠間和広氏 
温泉ソムリエ家元の遠間和広氏 クランクイン!

 身も心もほっこり温まる日本が世界に誇る癒しスポット、温泉。しかし入れば極楽、気持ちいいことは分かっていても、意外に温泉に関する正しい知識は知られていないもの。そんな温泉をこよなく愛し、正しい入浴法と知識を持ってほしいと活動しているのが温泉ソムリエ家元の遠間和広氏だ。はたして“温泉ソムリエ”とは何か? その成り立ちから活動に込めた思い、そして冬温泉のすすめまで。思わず温泉に出掛けたくなるあれこれを聞いてみた。

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 昨年12月までで、認定セミナーおよび認定ツアーを経て温泉ソムリエとなった人の数は5900人超。第1回は2002年の11月で、その始まりを家元は次のように言う。

  「11年前だとまだ半身浴という言葉もあまり知られておらず、テレビにも入浴法の情報はほとんど出ていなくて、入れば気持ちいい、リラックスする、体が綺麗になるという発想しかありませんでした。私は赤倉温泉(新潟県)で生まれ育ちましたが、温泉地でも温泉の知識や正しい入浴法を知っている人は意外に少ない。そこでそれをちゃんと伝えようとしたのが始まりです」。

 家元は高校まで赤倉温泉で過ごした後で東京の大学に学び、経営コンサルタントの会社に就職。ここで得た知識と経験が現在に繋がる基となっている。

 「あの頃は仕事が飛び込んでくるごとに2週間とか3週間の短い時間で詳しくなって、プロであるかのごとくコンサルティングをしないといけませんでした(苦笑)。ある意味“泥縄”でその道のプロになっていたので、だとしたら生まれ育った温泉のプロになるのはそんなに難しいことじゃないなと思ったんです」。

 短期間で必要な知識を身につけるノウハウに長けていた家元は、インターネットや研究文献、参考書を漁り温泉知識を独学で学習。専門家でなければ理解するのが難しい事柄は支障ない程度に簡略化して置き換えるといった、これも経営コンサル時代に身につけた技法を駆使して最初のテキストを書き上げてセミナーを始める。

 「最初は自腹で、むしろ持ち出しの方が多いぐらいのボランティアで始めたんです。それがある時“温泉ソムリエ”というネーミングがよかったのか、地元の新聞で報道されたんです。そうやって露出されるようになると、『私も温泉ソムリエになりたいんですけどどうすればいいですか?』っていう問い合わせが来るようになって」。

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