映画・ドラマ出演作品から分析 注目しておきたい俳優をチェック!
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NHK連続ドラマ小説繋がりで話題になっているのが、和田正人(34歳)。「若手ではないのですが、『ごちそうさん』で、ヒロインの幼馴染み・泉源太役を演じている和田さんは、すでに話題になっていますよね。彼はD‐BOYSの一員として、定期的に舞台に出演もしていてキャリアもありますが、これほど役にマッチするとは! 急激に惹かれました。2013年に出演したテレビドラマが映画化された『悪夢ちゃん the 夢ovie』も5月には公開されますし、2014年にさらに飛躍しそうなひとりとして注目してもいいと思います」。
バイプレイヤーとして注目したいのが、水澤紳吾(37歳)、森岡龍(24歳)、芹澤興人(34歳)の3人だ。「この3人は、ほかの役者を引き立てながら、自分のカラーを出すことができる俳優たち。たとえ、ワンシーンしか出演していなくても、目に留まる存在感を残せる俳優だと思います。水澤さんが出演した作品で、特に印象に残っているのが、大森立嗣監督作品『ぼっちゃん』で演じた梶知之役。狂気と悲しみを交えた演技がとにかくすばらしかった。森岡さんは、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』でヒロインの父親役の若いころを演じた俳優と言えば、わかる方も多いのでは? 彼は映画監督としての顔を持つ多彩な才能の持ち主。ぴあフィルムフェスティバルの入選経験もある。まだ若いけど、まさに“映画人”。芹澤さんは、メジャー作品だけでなくインディーズにも意欲的に参加されている方。自身で企画を提案したり、プロデュースすることもある、マルチプレイヤーです。3人とも2014年にというより、今後、邦画界で欠かせない存在なっていくと思います」。
紹介した5人は、オリジナルな雰囲気を持つ、唯一無二な存在ばかり。この中から近い将来、大河ドラマで主演を張れるような、次世代のスターが誕生するかもしれない。(取材・文:小竹亜紀)