松潤主演ドラマで注目浴びるショコラティエ チョコレートに関わる仕事あれこれ

「今までは“幼い頃から、母親と一緒に料理やお菓子作りをすることが好きで、それを一生の仕事にしたい”と言って専門学校に入学する人がほとんどでした」――そう語るのは、都内の製菓専門学校でアシスタントをしながら、スイーツ雑誌の構成を担当するなど、ライターとしての顔も持ち合わせる米沢リエコさん。
【関連】まるで本物!チョコレートアートの技術がすごすぎる
そんな彼女のもとには、ショコラティエを志す学生やOL、主婦からの進路相談が今年になって急激に増えたのだとか。
松本潤主演のドラマ『失恋ショコラティエ』の影響もあり、人気急上昇のショコラティエという仕事だが、実際、どのようにして夢を実現するのが適切なのだろうか。
「“絶対ショコラティエになりたい!”と的を絞っても、洋菓子全般を学んでからでないとショコラティエとして有名店でチョコレートを作るのは難しいです」。
パティシエの資格取得のために製菓学校へ通い、卒業後はチョコレートに強い洋菓子店で働き、数年間海外で修行をしたのち、日本に戻ってきて自分のお店をオープンさせる……というのが、ショコラティエを仕事として選んだ時の理想的な道のりなのだという。
しかし、これには少なくとも10年近い期間を必要とするため、年齢的にも、物理的にも時間がある人向けのやり方であると言える。
では普通のOLがショコラティエになるのは夢物語なのだろうか。