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木村多江、孤高の看護師長役で新境地!大奥ばりの存在感でドラマを引き締める

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木村多江、『まっしろ』の“大奥”ぶりで安定の存在感
木村多江、『まっしろ』の“大奥”ぶりで安定の存在感 クランクイン!

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 女優の木村多江が、堀北真希主演のドラマ『まっしろ』(TBS系/毎週火曜22時)で鬼の看護師長・田野島心役に挑んでいる。まるで時代劇さながらのゆったりとしたセリフまわしは、大奥さながら。毒のある優雅さに、釘付けになる視聴者が続出だ。これまで「薄幸女優」と言われてきた木村が新たに魅せる「悪の華」から目が離せない。

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 舞台女優としてキャリアをスタートさせた木村は、1971年生まれの43歳。ドラマ『リング~最終章~』『らせん』の山村貞子役で脚光を浴び、以降、不遇の役柄が続いたことから「日本一薄幸が板につく女優」などと呼ばれるようになる。2008年には、初主演作『ぐるりのこと』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞ほかその年の映画賞を総なめ。これを機に、主役から脇役までこなせる演技派女優の道を拓く。

 そして迎えた2015年、ドラマ『まっしろ』で、木村は鬼の看護師長役で新たな殻を破った。本作は、各界のセレブが集う高級ホテル並みの病院を舞台に、看護師界の上下関係や派閥争いなどを描く人間ドラマ。その中で総取締役として君臨する木村の存在感が凄すぎると話題なのだ。「ごきげんよう」と冷めた表情で語る、その一糸乱れぬ佇まいは、ドラマのキャッチフレーズが示すように、「白い巨塔」ならぬ「白い大奥」を瞬時に想起させる。

 木村本人もこの役を気に入っているようで、ドラマの公式インタビューでは、「新人ナースとして入って来た真希ちゃんをチクチクいじめるのが楽しくて(笑)。自分とはかけ離れているといいながらも、私の真っ黒な部分をちょっとずつ役に乗せて楽しんでおります。看護師の純白なイメージと裏腹の部分をドロドロと描いているところを見てほしい」と語っている。

 そんな木村の鬼看護師長ぶりに対して、ツイッターなどのSNSでは、「主役は完全に木村多江」「木村さんの安定感、違和感がない!」「木村さんのナース姿が似合いすぎてる」など、好意的なつぶやきが多数見られ、今後の「鬼っぷり」に大いに期待を寄せているようだ。

 昨年は、フジテレビ系ドラマ『ファーストクラス』で、自他に厳しく、洞察力に優れた鬼編集長・大沢留美を演じた板谷由夏が話題となった。そして今年は、鬼看護師長・田野島心役の木村に熱い視線が注がれている。カリスマ的人柄をウィスパーボイスで表現した板谷に対して、優雅な佇まいの中に毒を内包するミステリアスな木村。鬼女対決も、一つのドラマの楽しみ方になってきた。(文:坂田正樹)

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