クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

隣人に恋の予感!? 新生活にワクワクしたい人にオススメ映画

映画

昔の恋人が隣人に!思いもよらぬ運命のいたずらを描いた『隣の女』場面写真
昔の恋人が隣人に!思いもよらぬ運命のいたずらを描いた『隣の女』場面写真(C)AFLO

 春は出会いの季節。環境の変化に不安を抱くこともあるが、一方で新生活の期待に胸を膨らませることも……。今回は「新生活」や「引っ越し」をテーマに、作品を鑑賞したらワクワクした気分になるような映画をピックアップ!

【関連】『隣の女』フォトギャラリー

 はじめての一人暮らし、期待と不安が入り混じった独特の感情をリアルに描かれている作品が、松たか子の初主演映画『四月物語』。大学進学のため北海道から上京した楡野卯月。桜舞うオープニング、引っ越し荷物があふれかえる部屋の様子や、隣人との初コンタクトなど感情移入してしまうシーンがたくさんある。

 また「新生活」には出会いがつきもの。特に隣人が異性なら“素敵な出会い”を期待してしまうのは人の常。次に紹介するのは、偶然が重なり出会いに発展してくという、新垣結衣の初主演映画『恋するマドリ』。姉のできちゃった婚をきっかけに一人暮らしを始めた新垣扮する美大生のユイは、引っ越し先のマンションで新生活の第一歩を踏み出す。

 最初が肝心と隣人への“引っ越しソバ”作戦でコミュニケーションを図るも、無下に扱われプチ挫折。そんな無愛想な隣人の中に松田龍平演じるタカシがいた。この作品の魅力は、タイトルにもあるような「マドリ」=空間にある。登場人物の素朴な心情と、部屋を彩るインテリアの絶妙な間どりが、新生活に起こる期待や不安を喚起させる。

 「ワクワクした気分になる作品」と前述したが3本目に紹介するのは、ドロっとした『隣の女』。「新生活」とはやや様相が違うが「自分の家の隣の空家に引っ越してきたのが昔の恋人だった…」という設定。監督はフランスの鬼才フランソワ・トリュフォー。「再会した」か「再会してしまった」かで大きく意味合いは変わるが、この作品では焼け木杭に火がついてしまう。禁じられた愛へどんどんとハマっていく過程は非常にリアル。特に、同じ人間でありながら男女というものの思考は全く違うものなのだと考えさせられる。

 未知のものに対して、期待より不安が大きくなるのは正常な思考なのかもしれないが、そんなときに魅力的な映画は「プラス思考」を抱くことができるとっておきの良薬となってくれる。(文:磯部正和)

<引っ越しや新生活がテーマの映画5選>
『隣の女』(82)
『お引越し』(93)
『四月物語』(98)
『恋するマドリ』(07)
『百万円と苦虫女』(08)

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る