『ザ・クラウン』でも話題に 永遠のプリンセス・ダイアナ妃を演じた女優たち
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このほかにも、ウィリアム王子とキャサリン妃が結婚した2011年に放送された『William & Catherine: A Royal Romance(原題)』ではレスリー・ハーコートが、ヘンリー王子とメーガン妃のご成婚に合わせて放送された『Harry & Meghan: A Royal Romance(原題)』(2018)と『Harry & Meghan: Becoming Royal(原題)』(2019)ではボニー・ソーパーが、それぞれ王子の母としてのダイアナ妃を演じている。
『ザ・クラウン』シーズン5からダイアナ妃を演じることが決まっているエリザベス・デビッキ
(C)Zeta Image
また、注目のドラマ『ザ・クラウン』では、2022年放送予定のシーズン5から、『TENET テネット』のエリザベス・デビッキがダイアナ妃を演じることが発表されている。エリザベスはオーストラリア人ながら、仏パリ生まれで英ロンドンを拠点に活躍中。ヨーロッパ的な雰囲気を湛(たた)えたエレガントな美しさが魅力で、すらりとした長身がダイアナ妃を思わせることからも、大きな期待が寄せられている。ドラマは今後90年代に突入。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の結婚生活がいよいよ破綻し、離婚へと進むステージに。どのような形で登場するのか、注目したいところ。
●今後もダイアナ妃を演じる女優から目が離せない!
世界中から愛されたプリンセス、愛を求める女性、息子たちの成長を見守る母親、エイズや地雷などさまざまな人道問題に取り組んだ慈善活動家、素晴らしいスタイルで時に大胆なドレスを着こなすファッションアイコン…そして悲劇の人。多様な顔を持つダイアナ妃は、どの時代を切り取るか、どの角度から見るかで、印象も大きく変わりそう。永遠のプリンセスは、これからも人々の注目を集め、彼女を演じる女優たちからも目が離せない。(文・寺井多恵)