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<ホラー映画ナビ>この監禁女がヤバい! 『RUN/ラン』決して娘を離さない毒母に戦慄【初公開カットあり】

映画

【この監禁女がヤバい! 『ミザリー』&『屋敷女 ノーカット完全版』を厳選紹介】

◆私好みの傑作を書け! 『ミザリー』(1990)

映画『ミザリー』(1990)より 写真提供:AFLO
 雪山で交通事故を起こした流行作家が目覚めた場所は、彼のベストセラー恋愛小説“ミザリー”シリーズの愛読者を自認する中年女性の家。ところが、手厚い看護のお礼に新作の未発表原稿を読ませると、彼女は作中で“ミザリー”が死ぬ展開に大激怒。寝たきり状態の作家を拷問し、望む結末を書くよう脅迫する。原作はスティーヴン・キングの同名小説で、監督は同じキングの映画化作品『スタンド・バイ・ミー』で評価されたロブ・ライナー。作家のつづる原稿に一喜一憂し、激しく罵倒したかと思えば、喜び舞い踊る監禁サイコ女にふんしたキャシー・ベイツは、本作でアカデミー賞の主演女優賞を獲得。名脇役から一気にトップ女優の仲間入りを果たした。

◆赤ちゃんを出せ! 7月30日公開『屋敷女 ノーカット完全版』(2007)

映画『屋敷女 ノーカット完全版』より (C)2007 LA FABRIQUE DE FILMS BR FILMS
 出産間近の妊婦がひとりで暮らす屋敷に、正体不明の女が侵入。まるで喪服のように全身黒ずくめの女は、無言で鋭いハサミを振りまわして妊婦を襲い、屋敷を訪れた彼女の肉親や警察を皆殺しに。そして、ついには力尽きた妊婦の腹にハサミを突き立て…。恋愛名作『ベティ・ブルー』でエキセントリックなヒロインを演じた仏女優ベアトリス・ダルがワンランク上の凶悪サイコ役に挑戦。血まみれの攻防戦の末、満身創痍(そうい)の女性ふたりに通う、常識を超えたある種の共感へと導かれる展開がショッキング。日本劇場初公開時に修正された超暴力シーンが復活し、今夏まさかのノーカット完全版でのリバイバル上映が決定した。

(文・山崎圭司)

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