『ホークアイ』“普通の”父親としての姿に共感 ヘイリー・スタインフェルドの好演も光る!
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マーベル・スタジオが贈るオリジナルドラマシリーズ『ホークアイ』がディズニー公式動画サービス「Disney+(ディズニープラス)」で11月24日(水)より日米同時配信スタート。ホークアイことクリント・バートン(ジェレミー・レナー)が家族との平和なクリスマスを願うも、彼の過去に繋がる事件に巻き込まれる姿が描かれる。“アベンジャーズ”創設メンバーの一人、ホークアイが主人公とあってその注目度は高く、配信が始まるとSNSでは配信を待っていたファンの喜びの声であふれた。そこで今回は24日に配信された本作の第1話、第2話のレビューをお届けしたい。
【写真】ヘイリー・スタインフェルド演じる“弓の達人”ケイト
■ アベンジャーズに憧れるケイト・ビショップが初登場
本作はクリスマスシーズンのNYを舞台に繰り広げられるホリデー・サバイバル・アクション。
アベンジャーズの創立メンバーでもあるクリントは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後、家族との平和な時間を取り戻そうとしていた。クリスマスを迎える6日前、クリントは弓の達人ケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)という少女と遭遇する。アベンジャーズに憧れるケイトが起こした出来事が、クリントがかつて扮していた“ローニン”と関与していたことをきっかけに2人は事件に巻き込まれていく。
ケイト・ビショップはコミックシリーズでは2005年から活躍していたものの、マーベル・シネマティック・ユニバースでは初登場となる。ケイトを演じるヘイリー・スタインフェルドは、『スウィート17モンスター』(2016年)で主演を務め、マーベル作品にはアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018年)のグウェン・ステイシー役の声優としても参加している。クリント同様スーパーパワーを持たないものの、その超人的な身体能力と弓の才能を活かして活躍する姿をフレッシュな魅力と高い身体能力で好演している。
■ クリントの苦悩と新たな相棒
さらにマーベルのドラマシリーズの最たる魅力でもある、「映画では描かれなかったヒーローたちのリアルな暮らしと苦悩」についても『ホークアイ』はしっかりと掘り下げている。クリントがアベンジャーズに対して抱える複雑な思いや、家族との時間を大切にしたいと願う父親としての顔が印象的なのだ。
『ホークアイ』ディズニープラスで配信中 (C)2021 Marvel
ケイトと共に期せずして復活してしまった事になる“ローニン”の件を解決しようと奔走するクリントだが、ことあるごとに家族の元に帰って子供たちをケアすることも忘れない。娘のライラから「一緒に家でクリスマスを過ごせると思ってたのに」と不満をぶつけられる姿は、世界のヒーローの表情ではなく仕事と家族のバランスに悩む父親そのものとも言えるだろう。家族のために働きつつも、なかなか時間を作れない父親世代にとっても感慨深いシーンとなったのではないだろうか。
さらにはケイトに対しても適切な怪我の手当を教えるなどヒーローの先輩としてのみならず、父親らしい面倒見の良さも垣間見せるなど、クリントの心情が細やかに伝わってくるところにも本作の魅力が詰まっている。ヒーローが持つ、憧れの対象としての側面と、ひとりの人間として向き合う現実が入り混じることで『ホークアイ』はますます共感度の高い作品となった。
ケイトの登場により、ますます「ヤング・アベンジャーズ」への期待が高まる『ホークアイ』。ケイト&クリントの新バディは無事、6日間でこの問題を解決できるのか。この後の展開からも目が離せない。
ドラマ『ホークアイ』は、ディズニープラスにて配信中。