世界は呪いであふれている――映画『遺愛』6月公開決定 海外版ビジュアル&特報解禁
山下リオが主演するホラー映画『遺愛』が、6月に全国公開されることが決まった。併せて、海外版ビジュアルと特報映像が解禁となった。
【動画】呪われているのか? それともナニカを呪ってしまったのか?『遺愛』30秒特報
監督・酒井善三と企画プロデュース・大森時生(テレビ東京)がタッグを組んだ本作は、恐怖や呪いを新たな視点かつ斬新な解釈で描く。
父の死を機に実家へ戻り、母の介護を始めた佳奈。母との時間を取り戻すかのように献身的に介護をするが、次第に周囲で起こる異変に違和感を覚えていく。佳奈と母は、呪われているのか? それともナニカを呪ってしまったのか?
すでにオランダ・ロッテルダム国際映画祭でのプレミア上映やポルトガル・ポルト国際映画祭をはじめ、各国際映画祭での出品が決定している。
主人公・藤井佳奈を演じるのは山下リオ。母の介護を通じ、パラノイア的な恐怖にさいなまれていく役柄を、文字通り“ひょう依”されたかのような狂演で体現している。
山下は「鬼才酒井監督の頭の中の景色を体現していく時間は、雲を掴むより難しかったですが、素晴らしいスタッフの皆さんと共に、現実の空間として作っていく時間は幸せだったなと思います」と撮影を振り返り、「これは愛か、呪いか。壮大なテーマに聞こえますが、多角的な見方の出来るジャンルレスな映画になったと思います。皆様の反応が今から楽しみです」と期待する。
そして、この愛と呪いの物語を生み出したのは酒井善三監督と大森時生。酒井監督は映画『カウンセラー』で2021年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて、短編映画では初のSKIPシティアワード受賞という快挙を達成。全国の劇場で公開されるなどカルト的人気を博し、黒沢清監督も注目する新進気鋭の監督。大森時生は「イシナガキクエを探しています」「UFO山」などをはじめとしたフェイクドキュメンタリーシリーズ『TXQ FICTION』(テレビ東京)などの制作や、「行方不明展」「恐怖心展」といった展覧会イベントを手掛けた若手プロデューサーで、今回初めて劇場映画を手掛ける。
これまでも2人は『このテープもってないですか?』(2022年/BSテレ東)、『SIX HACK』(2023年/テレビ東京)などでタッグを組んできたが、2024年には動画プラットフォームで配信されたBLドラマ『フィクショナル』がSNSを中心に大きな話題となり、都内劇場にて限定公開された。
映画『遺愛』は、6月全国公開。
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