クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

荒川良々、丸山隆平、上白石萌歌が赤堀雅秋の最新作に集う!『震度3』上演決定

エンタメ

舞台『震度3』キャスト陣
舞台『震度3』キャスト陣

関連 :

赤堀雅秋

荒川良々

丸山隆平

上白石萌歌

水澤紳吾

山下リオ

松浦祐也

あめくみちこ

 荒川良々が主演を務め、丸山隆平と上白石萌歌が共演する赤堀雅秋プロデュース『震度3』が、8月21日より東京・本多劇場にて上演されることが決定した。

【写真】“EIKO”上白石萌歌、金髪の『パリピ孔明』オフショに反響「かわいい!」

 “市井の人々の些末な物語”と常々赤堀自身が語るように、作・演出の赤堀雅秋の作風は、一貫してありふれた日常に生じる取るに足らない出来事の連続であり、そこに写し出される人間の卑俗さと暴発を生々しく、独特のユーモアを交えて描くことにある。近年では大森南朋、田中哲司、赤堀雅秋の3名による演劇ユニットのプロデュース公演として『神の子』(2019)『ケダモノ』(2022)『ボイラーマン』(2024)を発表。時世の空気感を作品に反映するとともに、集まった出演者のイメージを覆すような「見たことのない役」を引き出すことに定評があり、多くの俳優から信頼を寄せられている。

 そんな赤堀の最新作が今夏、本多劇場で上演されることが決定した。公演名称は『震度3』。気象庁によれば、震度3とは“屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる”と定められている。ニュースで報道されるような大きな地震、震度5強でも最大震度7でもなく、あえて『震度3』を選択したところに、すでに赤堀らしさを覗かせる。劇的な展開を望まず、平穏なのか不穏なのかもわからない混沌とした日常、しかし確かに得体の知れない何かが迫ってきている、そんな胸がざわつく感覚をタイトルから滲ませる。果たして震度3の地震はやって来るのか、来ないのか。わかっているのは、壮大な物語には決してならないということだけ。地震という巨大なファクターがどのように物語に作用するのか、劇場で全ぼうを確かめたい。

 主演を務めるのは、2025年の第32回読売演劇大賞優秀男優賞受賞、舞台や映像で硬軟さまざまな役を演じ分け独特の存在感を放つ荒川良々。赤堀作品には常連の荒川が『ケダモノ』で見せた怪演から約3年ぶりにプロデュース公演に登場する。

 共演に、5月公開の映画『金子差入店』で俳優として新境地を開き注目を浴びる丸山隆平。赤堀とは『パラダイス』(2022)以来、2度目の演出・共演となり、これまで商業演劇で主演を務めてきた丸山が今作で初めて小劇場の舞台に立つ。そして、映画『366日』や現在放送中のTBSドラマ『イグナイト‐法の無法者‐』など次々に話題作に出演する上白石萌歌。清純なイメージをもつ上白石が、初の赤堀演出でどのように化けるのか期待が高まる。

 さらに、荒川とともに『ケダモノ』で鮮烈な印象を残したあめくみちこが再び登場し、初参加の山下リオに、水澤紳吾、西本竜樹、松浦祐也ら赤堀の世界観を熟知した手練れの俳優陣が一堂に会した。赤堀が「とにかく泥臭い、人間臭い作品にしたい」と語る本作。それを体現するにふさわしい俳優陣がそろい、いったいどんな物語になるのか。

 赤堀雅秋プロデュース『震度3』は、東京・本多劇場にて8月21日〜9月7日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて9月10日~16日、福岡・J:COM 北九州芸術劇場 中劇場にて9月19日~21日上演。

※赤堀雅秋、荒川良々、丸山隆平、上白石萌歌のコメント全文は以下の通り。

次ページ

<コメント全文>

1ページ(全3ページ中)

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る