『陳情令』でブレイク! リウ・ハイクアン、『シンデレラが嘘をついたらダメですか?』で見せる新たな魅力
『寵妃の秘密』シリーズのリャン・ジェイ、『宮廷の茗薇<めいび>~時をかける恋』のシン・ユンライ主演のラブコメディ『シンデレラが嘘をついたらダメですか?』には、『陳情令』でブレイクし『長歌行』でも注目される新たなイケメンスター、リウ・ハイクアンも出演しており、現代劇ならではの新鮮な一面が日本でも話題になっている。今回は、主人公カップルとトライアングルラブを繰り広げる彼のキャラクターの魅力と、その舞台裏のエピソードも紹介していきたい。
【写真】主人公カップルを翻弄する“ダークな男”を演じるリウ・ハイクアン
■ 暗い影を背負ったライバル社長役で切ないラブストーリーを熱演
『陳情令』では、弟思いの温厚で優しい藍曦臣を演じていたリウ・ハイクアンが本作で演じるのは、主人公カップルを翻弄する謎めいたダークな男。
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嘘の嫌いな社長ファン・ジーヨウ(シン・ユンライ)と嘘の上手なシュー・イーレン(リャン・ジェイ)という上司と部下の職場恋愛に、波乱を巻き起こすライバル会社の社長リー・ジョー役だ。ジョーは子供の頃にはジーヨウと親友だったものの、ある事件をきっかけに彼を恨むようになり、彼に復讐することだけが生きがいに。しかし、全くの悪役というわけではなく、根は善良で誰よりも孤独の辛さや人の痛みがわかる人物だ。
だからこそ、ジョーはかつて自殺しようと思いつめていた自分を救ってくれた少女への感謝を忘れず、彼女の行方をいつまでも探し続け、利用するつもりで近づいたイーレンにも優しく尽くすようになる。そんな影を背負った繊細な男性像を熱演しているリウ・ハイクアンの演技に、胸を打たれること必至。ヒロインを追いかける彼の切ない恋の行方は最後まで目が離せない。
■ 撮影現場では悲しい音楽ばかり聴いていた!?
リウ・ハイクアンは孤独なジョーを演じるために、本作の撮影現場では誰とも話さないようにして、悲しい音楽ばかり聴いていたとのこと。普段から音楽を聴くのが好きだという彼は、声楽を学んだ父親の影響を受けて子供の頃から音楽に親しみ、5歳からピアノのレッスンを受けていたという。本作でも恋に悩むジョーが自宅でピアノを弾くシーンでは、本人が見事な演奏を披露。また、ドラマの挿入歌「如果回頭」で彼の素敵な歌声も聴くことができる。
ちなみに、プライベートの彼は作詞作曲やバスケットボールが趣味。日本にはまだ一度も来たことがないとのことで、日本に行ったらしてみたいことは「天ぷらを食べること」だそう。
時代劇『長歌行』ではディリラバが演じるヒロインに武術を授ける侠客に扮し、ファンタジーロマンス『我是歳月〓是星辰(原題)※〓はにんべんに「尓」」では驚きの過去を持つファッションデザイナーを演じるなど、『陳情令』後はさらに役どころを広げつつあるリウ・ハイクアン。『シンデレラが嘘をついたらダメですか?』で新たな魅力を発揮した彼の今後の活躍にも注目だ。
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