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二宮和也&多部未華子が明かす、大事な人とのコミュニケーションで気を付けていること

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◆「性格がすてきな方が集まっている現場」(多部)

 温人&未知留と同じアパートで学生時代を過ごし、事件に関わっていく親友役を演じる賀来賢人と濱田岳をはじめ、高橋メアリージュン、松本幸四郎、富澤たけし(サンドウィッチマン)、玉木宏ら豪華役者陣が集結する本作。シリアスな展開が繰り広げられる撮影に対し、合間は会話が絶えず和気あいあいとしているという。2人は現場で温かい雰囲気を作るために何か心がけていることはあるのだろうか。

 二宮は「これは心がけてることではないですけど、僕自身、そこは強制するものではないし、頑張るところではないと思っていて。作品の質をどこまで高められるかというために集まっていると考えているので、現場が明るくないなら明るくないで、仲が悪いなら悪いで構わないんです」と言い、「けど僕自身、殺伐とした雰囲気の現場は一回も経験がないし、今回もみんなで楽しくやれていて。多部ちゃんが女の子1人で、他は男の子3人という構図が多いですが、そういった中でも割とフランクにみんなでしゃべっている感じですね。自然とそうなるのは、皆さんのバイタリティのすごさだと思いますし、そういうのに毎日感謝しながら現場にいます」と感慨深い様子でコメント。

 それを受けて多部も「重たいシーンが多いですが、現場自体は男性のキャストの方が本当によくしゃべっているので、全く暗い雰囲気になることもなくて。誰がそうしてるっていうのもない状態なので、きっと性格がすてきな方が集まっている現場なのかなと思います。ムードメーカーはやっぱり二宮さんですね」とほほ笑む。

◆「“家族の絆”は、みんながいろいろ思う分、答えがある」(二宮)

 また、関係が近い人や大事な人とのコミュニケーションをとる際に気を付けていることを問うと、二宮は「僕はコミュニケーションをとる上で、自分の価値観や感覚みたいなものを押し付けることはあんまりしないようにしていますね」と答え、「いろんな意見を聞きたいと思っている人間なので、相手とお話をさせてもらう中で、あまり否定的なことは言わないかもしれないです。『あーなるほど』みたいな、そういうスタンスでのやり取りが多くて。意見を求められたら言いますが、あまり僕に意見を求める人が少ないので、基本的には聞く専門です」と打ち明ける。

 一方、多部は「ウソをつかないこと」と返答し、「一回嘘をついちゃうと、また次の嘘をつかないといけなくなり、自分で自分の首を絞めることにもなると思うんです。私自身、相手に嘘をつかないで自分と向き合ってほしいと思うので、人にやられて嫌なことは自分もしないようにしています」と理由を。現場では基本的にはしゃべるタイプではない多部だが、プライベートでは基本的にすぐに話を聞いてほしいと思うタイプだそうで、「家に帰ってきてから話せばいいことを、すぐに電話して『ちょっと聞いて』と話しちゃいます(笑)。自分のことを聞いて欲しいタイプなんです」と苦笑い。最近、大切な人との絆を感じたエピソードを聞くと、「自分の母親とはほぼ毎日連絡をとってて、自分の近況や心境をいつも聞いてもらって助けられていますね。家族をはじめ、絆を感じることは多いです」と柔らかい表情で明かしてくれた。

 二宮が「僕は基本、家族に関しての作品に携わることが多いのですが、その度に思うのは本当に二つとして同じ家族はいないということ。“家族の絆”は、みんながいろいろ思う分、答えがあると思っているので、それを僕は疑似的に楽しませてもらっていますね」と明かすように、今作でも温人と未知留、友果という唯一無二の家族の関係性や絆が描かれ、温人らは誘拐事件に巻き込まれたからこそ、大切なものが見えてくる。本作は、二宮と多部の2人が生きる夫婦の姿を通し、“自分にとって一番大切な何か”を感じるキッカケになるはずだ。(取材・文:高山美穂)

 日曜劇場『マイファミリー』は、TBS系にて4月10日より毎週日曜21時放送(初回25分拡大)。

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