クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

大活躍中のニューヨーク、意外にも“売れた実感”はなし 「ここから失速していくことも」

エンタメ

関連 :

ニューヨーク(お笑いコンビ)

屋敷裕政

嶋佐和也

ニューヨークがブームを感じた瞬間は?

ーー2020年ごろ、先輩芸人・かまいたちさんとコラボしたYouTubeライブや、地上波のバラエティー番組で「どうしたら売れるか」「ブレイクするには」とお話ししていたお二人ですが、2021年にはテレビで見ない日はないと言っても過言ではないほど、ご活躍されていました。お二人は「売れたな!」と実感した瞬間があれば教えてください。

屋敷:客観的に見たときに、番組に出演する機会はすごく増えているので「売れてきたな」とは思います。でも、個人的には「いつまで続くんやろうな」とか「上には上がいるし」と思っているので「売れた!」という実感はないんですよね。むしろ急に(仕事が)増えたので、急に減ることもあるんじゃないかなって思っています。「減らへんように…」ということを考え始めたら、すごくしんどくなりそうなんで考えすぎないようにはしてますけどね。

嶋佐:仕事内容が変わってきたんですよね。今まではなかったようなCMの仕事とか、山本美月さんと記者会見に登場するだなんて思ってませんでしたよ。でも、僕らだけじゃなくて、みんなたくさん仕事していますよね。オズワルドもよく会見に出ている印象ですし、タクシーに乗ったら芸人の誰かしらが出ているCMが流れていますから。2019年、2020年の「M‐1」に出ていた人たち、みんな忙しそうだなと思って見ています。

嶋佐和也
ーーたしかにCM以外にも、お笑い番組やバラエティー番組なども増えていて“お笑いブーム”が起きているように感じることも多いです。

屋敷:すごくひとごとな部分もあるし、冷静に見ちゃってます。でも、不思議なのが街を歩いていて「キャー」と言われるようなブームじゃないんですよ。ただ、スタッフさんの企画書が通りやすくなったブームなんです。考えてみれば2015年ごろから、深夜帯にネクストブレイク芸人としてテレビには出させてもらうことはあったんですよ。ただ、それが最近はより活性化されているような気がしています。たぶん熱量のあるディレクターさんたちの企画書が、しっかりと見てもらえるようになんたんやろうなと個人的には感じています。

嶋佐:ブームとは少し違うけど、最近はいろんな番組に出るたびに、近い世代の芸人さんと一緒になることが多いなと感じています。それこそ、少し前までは、だいぶ上の人がたくさんいて、俺らみたいな若手が少数みたいなシチュエーションが多かった中で、最近はその比率が変わっているようになったなって。そういうのを見て、確実に世代が変わってきている感じはしますね。

次ページ

今のニューヨークは「上がっていくことも、失速することもあり得る」

2ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る